ミネアポリスのリハ日
きのうミネアポリス入りしてホテルのそばでパワフル晩ごはんを食べる。メトロを横目に冬の気温の中を半ズボンで歩く。喉がカラカラだったのでビールを頂きお店の仲良くなった子に週末の宣伝をする。←仕事しっかり
色んな思いを抱えて眠って起きた1日目。熱いシャワーで生き返る。さあ、今日はリハ日だ。ミネアポリスの初めて演奏する仲間とのリハだ。ベースのジェフベイリーとドラムのピートへニッグ。古いビルの中の大きなベニューを借り切って。楽しかった。
音が出た瞬間に通じた熱い思いと正確な確認の連続に一気に本気スイッチが入りリハを突き進む。気がつくとあっという間に全曲を終えていた。11am開始で終わったのが2:30pm。余力をいっぱい残しながら終了。
一気に駆け抜けた時間だったけれど僕らの距離を縮めるに充分だった。互いに固く握手して明日の時間を確認して別れる。ソロと違うトリオの楽しさ。
ホテルに帰宅するとぴがのそのそキャリーバッグから出てきて出迎えてくれる。パパ、どうだった?部屋中ポップコーンのような甘い香りを漂わせて。
外の気温は10度以下のミネアポリスのセントポールだけれど意外にピリッとした寒さに心がピュアリファイされていく感じ。さ、これから晩御飯。しばしエネルギーリチャージしてこのいい感じをキープして行きます。
文・写真 大江千里 (c) Senri Oe, PND Records 2021