見出し画像

セトリ通信 「バードランドの子守唄 2nd set show set list」

1日目の2ndは1stを塗り替える勢いだった。Jaleelのソロは無限か?と思うくらいの盛り上がりだったし、trio側も負けじとものすごいパワーだった。

それでは2日目の2nd setのセトリを綴ろう。

1stで膨らんだ芽を摘みに行きたいもっといけるという想いと、冷静沈着に基本へ立ち帰ろうという想い、その両方がある。

「じゃ、ステージで。」
「Good Luck!」

言葉少なめにJaleelとゲンコツのハイタッチで別れ、1stと同じように3人は舞台裏へ向かう。

あと1回。4回もか? と始まる前は思ったけど、始まると早い。最後は思い残すことないくらいやり切りたい、泣いても笑ってもバードランドはこれが最後だ。

やり残しないように

Liveのたびに背負うあまりの大きさのプレッシャーを「もういい加減いいだろう」と思う気持ちと、やり続けることの永遠のループをどこかで一旦断ち切りたい想い。

先はわからない。只今は思い残すところのない演奏を精一杯心を込めてやろう。そう思ったと同時に「Senri Oe Trio!」で幕を開けて会場へ。心配したお客さんの入りもここまでの3回はfull house(満杯)でジャンニが「Kay、もう入れないでくれ。本気で入りすぎだ。」と悲鳴をあげるほどだったらしい。最後の1回は?

音楽の殿堂
シナトラ

うっすら一番後ろのバーカウンター席以外はほぼ満杯だ。アジア人のミレニアム世代、Z世代もかぶりつきの席に多い。カップル、1人で聴きに来てる男の子、、、。

1 .    Imagine

おもむろにジョン・レノンだ。

ここから先は

3,346字 / 15画像
大江千里の未発表のエッセイ、動画、詩、サウンドを発表していく実験ラボであり、みなさんと作り上げていくコミニュティスペースです。購読者限定の「ぴの裏耳情報」ではライブの先行予約やプレゼントが行われます。

グラスワイン1杯分のお楽しみをジャズと共にブルックリンからデリバリー。エッセイ「ブルックリン物語」、ラジオ「Sen Corouge」、日常…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?