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Days 2024 「まるで baggage claim で回る荷物のように・前編」
師走とはよく言ったもので12月は本当に忙しかった。JCCIのDinner GALAやFCIの新春インタビュー。ツアーの準備や前倒しの忘年会など次から次へ。一つ終えて帰宅すると我が家のクリスマスツリーに少しホッとする。
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でも心の中は目の前に迫るブルーノートツアーや年明けのソロツアーのことでいっぱいだった。あれもこれもと考えると焦って人間は失敗する。だから流れに身を任せてやれるだけをやり、あとは楽しく食べて寝るに限る。そう思って毎日を過ごしていたら、気がつくとあっという間にクリスマスツリーを解体し路上に出していた。
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そんなことだろうと予測し随分早めにパッキングを全て済ませていたので、日本への帰国当日は掃除の行き届いたがらんとした部屋で清々しい気持ちで、一つため息をつく。ぴもいない。冷蔵庫の中も綺麗さっぱり。
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日本へのいつもの便は朝4時には空港へ向かうので1、2時間仮眠をとったようなとれなかったような。気がつくともう既にミネアポリス便に登場して隣の席のドラムのロスとゲンコツをhitさせている。
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「マットは?」
「後ろの方の席だよ。twin city(ミネアポリスのこと)に着陸したら合流しよう」
「だね」
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ミネアポリスで大事件が起こった。
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