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蜜の味 神様への書留郵便。
神様への書留郵便。
眼に映る景色の色合いや質感はおそらく自分の心の写し絵だと思う
そして大事なのはその絵のフレームの外にある
壮大な景色のひろがりには
必ず大きな意味があるということだ
神様は時々バカだから
時々とんでもないミスを犯すから
ちゃんと注意深くなどものごとをみてはいないから
とりたてて注意を払ってなどいないのだから
たとえどんなにくるしくても
起こったことの全部をシリアスに捉えちゃいけない
きみが思うほど
こういっちゃなんだが
いま神様はきみのことを考えてはいない
少なくともそんな存在ではなかったはずだ
いま、、届けます あなたのいる場所へと
ぼくらは書留郵便で出さなきゃいけないんです
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