考察スタンス

ここでは私の考察スタンスからご説明させていただきます。
前提としてお話すべきと思うので多少長くなります、できればお読み頂いて納得の上でその他考察記事をご覧ください。

私は基本的には公式が絶対で、類似作品は“根拠”にはできないとの考えです。
ですが、私も別の分野ではありますが創作側だった視点から、根拠にすべきではないが無視すべきでないとも思っています。
創られたものには必ず創作側からのメッセージが含まれているからです。
ダークソウルやエルデンリングともなればそのメッセージ性は無視できるものではありません。
なので根拠とはしないが、この可能性はあるよね?というお話が出てくると思います。

宮崎さん自身も考察を読んでいるとインタビューで答えられ、尚且つほとんどを皆さん見つけて下さっている、親切設計にせずともユーザーはきっと発見し乗り越える、ユーザーを信頼するという発言もあります。
これは宮崎さんなりのアンサーだと思います。エルデンリングというゲームにはモーンやイレーナなど、ダークソウルをプレイした人間なら誰しもが繋がりを思い浮かべる要素が点在しています。

ただのファンサービス、と片付けることもできますが、「プレイヤーの考察を読んでいますよ、そして皆さん発見できていますよ、信頼しています」とわざわざインタビューで発言した宮崎さんがそんなことをするでしょうか?
プレイヤーは与えられたものが全てなので勘ぐってしまうのは当然です、わざわざ何年もかけてユーザー全員で積み重ねてきた考察を、ただのファンサービスで惑わすようなことは絶対しないと思います。
一度でも疑いはじめると全ての考察が瓦解する可能性もあるので、ダークソウルとしては一旦続編の予定がないのでエルデンリングでヒントをあげようというのが製作側としての真摯な姿勢と思います。
話は繋がっていなくとも、ヒントにできると思うのが以上を理由としています。
マーティン氏がダークソウルの続編と発言した件については、精神的続編という意味合いが強いと思っています。
それほど宮崎さんからダークソウルについての世界観や表現したかったことを語り合ったということでしょう。

それと、往々にしてあるのが
あれはわかりにくかったかな…もうちょっとこうすればよかったな…
という後悔です(笑)
でもそのヒントを出すためだけに新しくダクソ4を作ることまでは出来ませんし、かといってヒントの為に別の書籍なんかを出すのもあまりに直接的過ぎて格好がつきません。
ならばと、精神的続編にそのヒントを埋め込もう、頑張って作っただけに理解してほしい、というのが結局のところ製作側にはあります。
インタビューだと興が乗って思わず口が滑ったりもしますからね、ゲーム会社らしく作品で答えていこうという、宮崎さんらしいアンサーだとおもいませんか?(笑)


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