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作楽#23 星と月(紹巴織)

1,デザイン

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デザインは名前の通り、星と月、それに太陽をモチーフに制作したもの。これらは、日本でも様々な帯や着物に使用されている柄。ただ、この星と月は西アジア、砂漠地方のものを元にしています。

文様が持つ意味としては、三日月は、進歩・発展。星は知識や希望を表す柄です。歴史上、現在もビザンチン、オスマン、ギリシア・・・などで大事にされている文様です。日本でも、月はいうまでもなく、星は五芒星として、魔除けとしても神聖に扱われてきました。


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この帯では、左三分の一は星。右は三日月と太陽。右巻きと左巻きで表情が変わる様に配置しています。


2,織組織/紹巴織

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織りは緻密な表現を得意とする、紹巴織。地に使う三色の上下させることで、グレーベージュ濃淡・ぼかしを織りで表現しています。


3,裏地

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裏地も同様紹巴織。同じ職人が製織したもの。すべて織りで表現。デザインは、Ave Mariaの譜面を紹巴織の緻密さを使って表しています。


4,着物へ

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帯を元に着物へとデザインし直した着物。
生地は、となみ織物独自に制作した『夏りんぐ大島』。

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