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CandyCircus/Parade(名古屋帯)


しぼ織/CandyCircus Parade


摺り友禅

作品原画を元に、色ごとの型を彫る。
作品でも力強い輪郭となるカチン(墨線箇所)を染め、そこから摺り友禅が得意な幾重にも色を重ねることで奥行きを出していきます。
そして、最後は地色になる『青』(帯の糸色)を暈しで染め入れています。

板場での摺り友禅は何枚もの型紙を重ねて染め上げていく技法。これだけの数で行う細かな型合わせも、制作場面では見所の1つです。

※同柄では制作致しますが、同色に関してはこの一本しか制作しない生産限定品となっております。


織はしぼ織

緯糸に御召緯を通して、通常の帯よりも幅広く製織、その後お湯に通して縮め、帯地表面にしぼをつける織り方。この帯では、地紋にクッキー気球柄を織り込み、光の角度で文様が浮いたり沈んだりするようにしました。


お腹部分/別腹

お腹部分には柄が横向かないように別腹仕様で柄付けをおこなっています。
もちろん、関西・関東巻き問わず両側につけています。


◼︎Online仙福屋/CandyCircus名古屋帯



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