CandyCirus#5 碧花
1,デザイン
銅版作家 舟田潤子さんによって制作された作品を元に、織物で製織。デザインのモチーフは、水花と同じく踊り子。ただし、図案と意匠図は全く新たに一から制作。水花とは異なり、地色等を大きく変えることができる様にしています。
帯デザインは、クルクルとスカートを広げて、楽しそうに踊り子。よーく見て頂くと8羽の小鳥はスカートの縁に飛んでいたりと、じーっと眺めていても新しい発見ができたりと、とても可愛い帯です。
2,織組織/紹巴紬
紹巴織+紬。
経糸を覆い隠すほどの多くの打ち込みで、織り上げていく織り方。緯糸の色がほとんどそのまま表へ表現することができるため、緻密な表現を帯に出したい時に重宝する織組織です。
その地糸の一種類に紬糸を通したものがこの紹巴紬となります。緻密な表現、紬糸の素材感、表現への変化、それが特徴です。この素材の使い方は、水花と違い、地に紬糸を織り込んでいるため、銅版で制作された染料のメリハリも味になっています。
3,お腹部分
お腹はシンプルに踊り子がお出かけしている感じで制作。シンプルですが、CandyCircusの世界観が崩れないように、仕上げております。