見出し画像

Collection no,5


Collection no,1
https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=353s

紅村帯×旋影

男性物の前の3つの着物は白を基調にしたもの。
5番目のコレクションでは、グレーと黒で染め上げた明石縮(根善コラボ)に、ダンマル染めの紅村帯を合わせました。かなり落ち着きのある静かなコーディネートですが、羽織は一点、アルファベットを敷き詰めた、無双紗。

韻を踏みながら、少しずつ変わっていきます。

アリス


袋帯/紅村帯(夏しぼ織・ダンマル仕様)

紅村帯

デザインは陶芸家林侑子氏の作品を元に制作する『紅村帯』。土を鋏で切り、立体感ある花を表現する土鋏技法。
これを織で表現するために、夏しぼで製織。御召緯を使うことにより、光の角度で生ずる陰影を表現した美しい織物です。白で帯地を製織後、ダンマルという防染技法でお太鼓を白と黒に染め分けした袋帯です。

ダンマル染め
蝋や糊のように防染のためでなく、染料を透かすためにダンマル(木のヤニ)を使う技法をダンマル染めと言います。ダンマルの特性を生かし、筆で少しずつ重ね厚みをつくり、またふわっと乗せるくらいの浅く描き柄を表現して行きます。
このダンマルの厚みが色の差となり、ほぼ職人の経験のみとなりますが、この手の感覚でつくる不確実性が面白みとなる染め技法です。同じように筆を動かしても、再び同じものは出来ないモノづくりとなっています。

※限定品、通年使用可


◼︎動画/ダンマル染め
https://youtube.com/shorts/EhS4Qdwa2oc


着物/根善織物コラボ(明石縮)

旋影

溶かした蝋を刷毛に含ませ、白生地に刷毛先で塗布するロウシケ引き。蝋が自然に乾燥した後、引き染めをして蝋を落とすと蝋のついた部分が白く残るが刷毛先で塗布するため、掠れた独自の線が出る。濃淡グレーで大胆に染め分けをしたもの。

◼︎Threadsで触れています。


羽織/無双紗

アリス柄

夏の代名詞『紗/綟り織』。それを極限まで薄く、蝉の羽の薄さを参考にし制作された織物、無双紗。そこへ型を置き、染色した羽織になります。

デザインはアリス柄。不思議の国のアリス英文を毛筆で描き、その後図案化。最初は織り帯として製織し、その後手描きで絵羽の羽織。そして、もう一度新しく小紋の型を起こし、制作した羽織になります。

◼︎Online仙福屋/アリス帯
 https://senpukuya.jp/products/obi-na-14

Collection no,6

Collection no,4



いいなと思ったら応援しよう!