No,4 南蛮七宝文様 白々御召(唐長)×角つなぎ文様(唐長)/男物①
着物/南蛮七宝御召
着物は仙福屋の御召/柄は南蛮七宝文様。白とほぼ白の濃淡で織り上げた先染めの着物。
良質な絹で織られた生地は光沢が美しく、筬打ちを多く入れることで生地の強度と張り、僅かな透け感を持たせています。
単衣もしくは袷物を想定した生地になります。
角帯/角つなぎ(紹巴織)
経糸を覆い隠す様に筬打ちをして製織する、となみ織物の紹巴織。
緻密な表現を得意とする織組織をつかって、敢えてシンプルな文様をつくり込みました。
デザインは、角つなぎ。
繁栄・縁つなぎを意味する吉祥紋様になります。
羽織/筬縞・南蛮七宝
透け感のある縞柄の生地を墨色で染色、その後南蛮七宝で抜染。さらにその上から、濃いグレーで色を引いた羽織生地。
生地は製織の白生地段階から、透け感のあるor無いで織分けたもの。
仕立ては生地の裏側を表にして、仕立て上げました。
着姿
◼︎TKCとなみ織物/コレクションno,4
→https://youtu.be/BfRe72kNN5c?si=qc4VumEZ5NUrp-RV
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