2021’ あまみーいろ
昨年末、西村さんと制作する『あまみーいろ』の取材を主目的に奄美大島へ行きました。
この『あまみーいろ』、通常の『大島紬』なにかと異なり、特色の多い大島紬です。取材の時には、その違いが浮き出るように、工程初期の染め段階から、織上がりまで時間の許す限り、丁寧になぞって頂きました。
このモノづくりを西村絹織物の西村社長と取り組みはじめて、約5年が経ちました。当初、『この着物は大島か?』という反応も少しずつ減り、反対に支持してくださる方が増えるとともに、この業界のよくないところ、類似・模倣が登場、増加し始めています。
今回、この取材をして頂く理由となったのは、これら類似品との違いをみていただくためです。例えば、なぜこのモノづくりをはじめたのか?こだわり部分や手間の掛け方。織上がった反物だけでなく、工程や内面部分も見て頂くことで、伝わるものがあるのじゃないか、
ある意味職人が関わるモノづくりにとって一番大事なところでもあります。
この辺り、誌面という形となって、皆さんに見て頂くことができます。
仕上がりが楽しみです
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