![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152478874/rectangle_large_type_2_921f8324c44bd29facac780755c1bac4.jpeg?width=1200)
Collection no,14
Collection no,14
https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1092s
![](https://assets.st-note.com/img/1724995747461-7MESRhEbEB.jpg?width=1200)
全体で14番目のCollection、男物で2枚目の着姿。
◼︎角帯を汕頭刺繍で/Threads
![](https://assets.st-note.com/img/1727943380-rYzDAKiRL4TnwBGU51laZJSI.jpg?width=1200)
角帯/夏しぼ
![](https://assets.st-note.com/img/1727756595-m9aTyKnUQ6iMOVEjDgvbPA7W.jpg?width=1200)
角帯の織組織は『夏しぼ』。
御召緯糸を横糸に通し、広幅で製織後、お湯に浸け幅を縮めることで、帯地表面にしぼをつくる織り方。
『夏』と名前には入っていますが、一年を通じて結ぶことができる帯。
この臙脂流水では、大きな流水柄の一部切り出しています。御召緯と織りでつくる、縦に流れるしぼが、赤と黒が交互に表面に表れています。非常に動きのあるデザインとなり、また帯のアクセントにもなりました。
着物/松皮染
![](https://assets.st-note.com/img/1724995774531-g2qoGg6mtR.jpg?width=1200)
帯のデザインを型に起こし、着物の小紋柄としたモノづくり。松皮のように細かな彫り口がこの松皮染の由来となっています。帯の柄を元に製作する際には、色数・デザインのサイズ等、削ぎ落とすだけ削ぎ落とし、核の部分だけを残しました。そのため、シンプルですが、骨太のデザインに仕上がります。
男物として、今回は地部分の濃い地で染色。その後、柄で抜染しました。花の中心部には錆び金をいれ、こちらもアクセントに。
生地は栗繭の糸を通した『栗繭紬』、素朴な味わいもこの雰囲気作りの大きな要因になっています。
羽織/紅村無双紗
![](https://assets.st-note.com/img/1727943415-8PgfRBirAEzuOlnZ2IadmtwU.jpg?width=1200)
陶芸家林侑子氏の作品の特徴である、土鋏を織で表現。
そのあとに、同柄を上から型を置き抜染し、再度染料を入れました。型を置く際には、織地紋と柄をずらすことで、染めと織りの質感の違いが生じ、遠近感を表現することができました。
この男性物対になる、女性者の羽織がno,8で登場しています。
◼︎動画/抜染型
https://youtube.com/shorts/OIkqh1vpFDk
Threadsで触れています
◼︎Youtube Shorts Collection14