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Collection no,17

Collection no,17
https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1308s

赤×オオバタン

17番目のCollection。
終盤に向かう入り口のコーディネートとなります。
おそらく、ここまでで一番インパクトがある着姿になるかと思います。少し前の自分たちのモノづくりは赤が一種のタブーという時期もありました。
最近はその空気も減ってきましたが、ここまで全面的に押し出したものが、どういった評価をされるのか?それがとても楽しみで、今後のモノづくりの指標にもなると思います。

オズ的には、ルビーの靴。
ドロシーが家へ帰るための手段。非常に大事なアイテムです。
これを表現するつもりで、最初はイメージして制作に入りました。

袋帯/中野大輔の世界

『オオバタン/彩綾』

糸目は描かず、格子状に織り上げた経箔の帯地(彩綾)の上を職人の素描きのみで最初から最後まで制作。

職人からは『もうやりたくない。』との声も上がった、非常に手間と時間、根気で仕上げた帯です。その分の迫力は仕立て前、丸巻きの段階からオーラのようなものが伝わってきました。

◼︎Threads/二本目もしくは同クラスが制作できるか・・・微妙



着物/ハイブリッドタッサー

TKC着物ショーで一枚入れたかった赤の着物。それも柄の一部に使うではなく、全体に。今回の着物はファッションショーだけのためではなく、ショー以外にも着て頂けるようにデザインしています。

そのため、普段身に付けることは少ない、赤の色には気をつけて染色。(赤として)派手すぎず、くすみ過ぎない、日本人の肌に合った、それでいて昔の赤色ではない色を見つけて染色しました。

生地はタッサーシルクを緯糸に使った、となみ織物オリジナルのハイブリッドタッサー。光沢とシックが同居できる生地を使用しています。

◼︎Threadsで触れています。


バッグ

『ココロ』シリーズのバッグ。
このココロシリーズは折りたたんでいる時の『コ』の字。『コ』の金具、そして手に持ちそっと開けると『ロ』の字。合わせてココロとなります。また、バッグを閉じるときは自然と手を合わせることに。革は動物の命ですので、感謝の気持ちを思い出させる。毎日を過ごす心が豊かになる、そんな思いを持って制作されています。

その話をお聞きする前に、自然とこの着姿に合わせ、聞いたあと確信したバッグになります。


◼︎制作
six coup de foudre/と革
https://to-kawa.com

phare
https://phare-jp.com


Collection no,18


Collection no,16


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