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れんげきテンタクルのすゝめ
どうも。せんです。最近各地のシティリーグでれんげきテンタクルが結果を残し、注目されていますね。テンタクルのまわし方が分からん、止め方が分からんって人のために記事を書くことにしました。いつも通り推敲無しで殴り書いていきます。読みにくいところも多々あるかもしれません。テンタクルとは何かを知りたい方、最後までお付き合いください。
1, テンタクルの強みと弱み
まず、れんげきテンタクルの強みを挙げます。
•最大限運の絡まないデッキ構築をできる。
•非ルールのため、ルールを持つデッキに対してサイドレースで有利を取れる。
•火力が青天井のため耐久デッキに対して滅法強い。
•練習量が結果に直結する。
•マーイーカが可愛い。
次に弱み。
•特性に9割依存するデッキのため、かがくへんかガスを持つガラルマタドガスに太刀打ちできない。
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2, 2種類のテンタクルとデッキレシピ
れんげきテンタクルには2種類のデッキタイプが存在します。やりくり型とうらこうさく型です。それぞれの特徴を説明します。
やりくり型
•特性やりくりのチラチーノを並べて手札のれんげき以外のカードを捨てながられんげきカードを増やしていく。新弾スターバースで登場したチラーミィがワザ「なかまをよぶ」を使えるためベンチの準備が簡単になった。しかし初動の盤面作りと、シロナの決意を縦引きで引かなければならないことに運が絡むため、右手が光る人向け。
うらこうさく型
•特性うらこうさくのジメレオン•インテレオンを使ってドローサポートを引き込みドロー、手札に応じてレスキューキャリーや回収ネットを活用して手札のれんげきカードを増やしていく。進化元のれんげきメッソンのワザ「どんどんよぶ」2回で盤面が出来上がるため初動の必要カードがとても少なく事故が起こりづらい。サポートカードのトウキで盤面を作れることも強いポイントの一つ。盤面形成に運が絡まず、手札を増やす際にも最低限しか運が絡まないため、手堅いプレイングが可能。
私は終始運の絡むやりくり型は肌に合いませんでした。この記事ではうらこうさく型のまわし方を説明していきます。
まずはデッキレシピ。
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デッキコード[kbfVdk-UAe3Bw-kVVFFF]
(スパイラルエネルギーと基本超エネルギーの枚数が逆転していたため修正しました。2022-2-1)
3, 採用カードの理由と枚数
●ポケモン
•れんげきカラマネロ、れんげきマーイーカ 4枚
デッキの核となるカードです。手札にダブっても火力になります。4枚ずつ必須。
•れんげきオクタン、れんげきテッポウオ 2枚-3枚
9枚以上テンタクル(360ダメージ以上)を実現させるために必要です。非ルール対面ではオクタンを2面立てることもあるためテッポウオは3枚の採用。世間では2枚のレシピもありますが、私見では削れるところでは無いと思ってます。
•うらこうさくインテレオン、うらこうさくジメレオン、れんげきメッソン 2枚-3枚-4枚
うらこうさくのインテレオンは必ず1枚は使うため、サイド落ちを警戒して2枚採用。うらこうさくジメレオンはれんげきと書いてあれば4枚入れたかった。れんげきメッソンは初動に必須、また、引いたジメレオンの受け皿になるので4枚必須。
•ワタッコ、ポポッコ 1枚-1枚
ターフスタジアムから持って来れるれんげきのカードです。山にあればレベルボール、しんかのおこうの受け皿にもなります。どちらか一方を2枚でも問題ありません。サイド落ちが確認しやすいように1枚ずつにバラけさせてます。
●グッズ
•レベルボール 4枚
たねポケモンの展開、ジメレオンからのトレーナーズサーチになります。4枚必須。
•霧の水晶 3枚
れんげきマーイーカ、基本超エネルギーをサーチできます。うらこうさくからエネルギーに繋がります。トウキを使った場合に腐りがちなので2枚にするのも有りだと思います。4枚は腐るのでとりあえず3枚。
•しんかのおこう 4枚
カラマネロ、オクタン、インテレオン、ジメレオン、ワタッコ、ポポッコどれにでもなる優れ者。トップおこうで全て解決します。4枚必須。
•ハイパーボール 1枚
シロナの覇気を使う前に手札のれんげき以外のカードを捨てるために使います。あると無いとじゃ大違いです。対戦中に1回使えば十分なので1枚。
•回収ネット 4枚
スタートポケモンがメッソン以外の場合に、ベンチのメッソンをバトル場に出すために使ったり、うらこうさくを使いまわしたり、オクタンを回収して火力にしたり、いかなる場面でも活躍します。あって困ることはありませんが引けずに困ることはあります。クイックシューター連打からの逃げ道にもなります。個人的にはここが3枚の構築は理解できません。回収ネットを制する者がテンタクルを制す。4枚必須。
•レスキューキャリー 2枚
1枚の手札が2枚になるカードです。れんげきマーイーカの使い回しにもなります。適当に使っても強いですがデッキを上手くまわせるようになると3枚は多く感じます。2枚の採用。
•ふつうのつりざお 1枚
非ルール対面でカラマネロを6回攻撃させるために使います。また、特性まてんろうのジュラルドン対面で基本超エネルギーを4回使うために使います。他の対面では基本的に必要ありません。使い所が限られますが無いと勝てない対面が環境に存在するため1枚だけの採用。
●サポート
•シロナの覇気 4枚
Cレギュレーションの落ちたテンタクルにとっての最強カードです。手札1枚が8枚になります。間違いなく4枚必須。
•トウキ 4枚
シロナの覇気との相性がとにかく良いです。メッソンにエネルギーを貼らなくても展開できます。れんげきのカードのためいくらあっても腐ることはありません。うらこうさくから直接持って来られるれんげきのカード。4枚採用。好みによって3枚も有りだと思います。
•コルニの気合い 1枚
オクタンから持って来られるドローサポート。コルニの気合いを使ったターンは基本的に攻撃できないので保険用です。できれば使いたくない。トウキと同様にうらこうさくから直接持って来られるれんげきのカード。1枚だけの採用。
●スタジアム
•ターフスタジアム 2枚
シロナの覇気を使う前に場に出しておくと8枚+1枚をほぼ確定させるカード。(シロナの覇気でポポッコワタッコを引いてしまうとターフスタジアムで手札が増えないので「ほぼ確定」です。) シロナの覇気を使うテンタクルには必須カードです。サイド落ちするとポポッコワタッコ入れてる意味が薄くなるので2枚の採用。
●エネルギー
•スパイラルエネルギー 4枚
れんげきのカードのため火力にもなります。減らす理由は見つからないため4枚の採用。
•基本超エネルギー 2枚
れんげきのカードでは無いため手札に嵩張ると腐ります。ふつうのつりざおと併用することで4回使えます。霧の水晶を経由することでうらこうさくからサーチできるエネルギー。2枚の採用。1枚でも3枚でも上手くまわらないと思います。初めて2枚採用を考えた人は偉いです。
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4, まわし方
まずはれんげきカラマネロの打点ラインを確認しましょう。
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れんげきのカード1枚につき40ダメージ出ますね。倒せるラインを見ていきましょう。
1枚 40ダメージ 一部の非ルールたねポケモンは倒せます。
2枚 80ダメージ 非ルールのシステムポケモンの進化元は大体倒せます。
3枚 120ダメージ 非ルールの1進化システムポケモンは大体倒せます。
4枚 160ダメージ 非ルールの2進化システムポケモンは大体倒せます。(うらこうさくインテレオンとか)
5枚 200ダメージ サポート系のVポケモンは倒せます。(クロバットV、ネオラントV、ワタシラガV)
6枚 240ダメージ ハピナスVとホエルオーV、ハガネールV以外のVポケモンは全て倒せます。
7枚 280ダメージ VSTARポケモンは全て倒せます。
8枚 320ダメージ VMAXポケモンは倒せるものと倒せないものといます。
9枚 360ダメージ 全てのポケモンを倒せます。
10枚 400ダメージ 大きなおまもりを考慮した上で全てのポケモンを倒せます。(ストーン闘、おまもりを併用したイシヘンジンVMAXだけは別です。)
大体8〜9枚集まれば相手のポケモンを倒せることが分かりました。
れんげきテンタクルは基本的に前のポケモンをワンパンしていくだけのデッキです。やることはシンプルです。ワンパンするか、盤面形成•手札準備のために1ターン待つか。この2つしかありません。C~DレギュレーションのれんげきテンタクルにはオドリドリGX、マチスの作戦があったのでボスの指令を考慮して2パンを狙う場面も無いとは言い切れませんでしたが、D~Fレギュレーションのれんげきテンタクルはボスの指令を使えるターンがありません。目の前のポケモンを全てワンパンするだけです。
待機盤面形成と攻撃盤面形成、手札集めについてそれぞれ説明します。
①待機盤面の形成→②攻撃盤面の形成→③手札集めのイメージです。②と③は基本的には同じターン中に行います。
●待機盤面形成について
盤面に最低限必要なポケモンはマーイーカ2面、テッポウオ1面、メッソン2面以上です。初めはどんどんよぶとトウキを使ってたねポケモンの並ぶ盤面を作ります。理想的なのはバトル場にメッソン、ベンチにマーイーカ2面、テッポウオ1面、メッソン2面です。普通のルール持ちの対面ではこの形を作るのに2ターンかけて構いません。非ルール同士だと先殴りが勝つので急ぎたいです。3ターン目を迎える前にメッソンを1面ジメレオンに進化させておくとインテレオンの受け皿ができます。
2ターン目が終わるときに理想的な盤面はバトル場にメッソン、ベンチにマーイーカ2面、テッポウオかオクタン1面、ジメレオン1面、メッソン1面です。この盤面ができていると次のターンにレベルボールかしんかのおこう1枚から8〜9枚テンタクルを狙えます。
●攻撃盤面形成、手札集めについて
メッソンをジメレオンに進化させてうらこうさくでシロナの覇気を持ってきてドローします。シロナの覇気は手札があると引ける枚数が減ってしまうので、攻撃盤面形成に手札を使ってからシロナの覇気を使います。
攻撃盤面形成に必要なのは
① テッポウオをオクタンに進化させる。
②攻撃する予定のマーイーカかカラマネロにエネルギーを貼る。
③ 攻撃する予定のマーイーカをカラマネロに進化させる。
④ ターフスタジアムを置く。
この3つです。
シロナの覇気を使ってドローしてから攻撃盤面を作るとカラマネロで1枚、エネルギーで1枚、計2枚のれんげきカードが手札から無くなってしまいます。必ずドロー前に攻撃盤面を作ります。手札のレベルボールからジメレオンでうらこうさく、しんかのおこうからインテレオンかジメレオンかカラマネロかオクタンを持ってきて攻撃盤面の①②③④のうち2つは完成させたいです。8枚テンタクルを狙う場合は1つでも間に合いがちですが9枚以上を狙う場合は2つはできていないと手札が足りないことが多いです。
(余談: C~Dのテンタクルはドローした後に攻撃盤面を作る枚数を確認、ワンパンできる枚数あるなら盤面形成して攻撃、できないなら必要なカードを捌いてからそのままターンを終わっていました。手札集め→攻撃盤面形成の順ですね。D~Fのテンタクルはホミカやエリカのおもてなしとは毛色の違うシロナの覇気の登場によって、攻撃盤面形成→手札集めと順番が変わりました。)
攻撃盤面形成①②③④が全て出来上がっていて、かつ、まだうらこうさくできる場合はうらこうさくを手札に抱えたままシロナの覇気を使います。ドロー後のレスキューキャリー、回収ネットの確定サーチ札になるためです。ほぼありませんですけど。
攻撃盤面①②③のうちいずれか形成後にシロナの覇気でドロー、引いた8枚の中にれんげきのカードが何枚あるか数えます。足りない場合には増やすカードがあります。
•レスキューキャリー(2枚回収)→プラス1枚
•回収ネット(回収先オクタン)→プラス1枚
•回収ネット(回収先オクタン•カラマネロ以外)→プラスマイナス0枚
•ドロー前に進化させていたオクタンの特性れんげきサーチ→プラス1枚
•ドロー前に置いていたターフスタジアム→プラス1枚
(れんげきカード1枚をそのまま1枚、レベルボール、霧の水晶、しんかのおこう、回収ネット、レスキューキャリー、ターフスタジアムを便宜上れんげきカード1枚として数えています。)
オクタンのれんげきサーチを使ってから回収ネットで回収するとプラス2枚になります。シロナの後にれんげきのカード6枚、回収ネット、他1枚みたいな場合でもれんげきサーチ回収ネットオクタンで8枚集まります。とにかく引いたカードの中で手札のれんげきカードを増やします。このターンにサイドを取らないとサイドレースが間に合わない場合は回収ネットで盤面を崩しながらでも集めます。盤面を崩して攻撃した際は次のターンは待機盤面形成に使います。盤面を崩さなかった場合は2ターン連続の攻撃が可能です。
●書ききれなかった諸注意事項
•シロナの覇気を使う前に山の霧の水晶、マーイーカ、基本超エネルギーの枚数を確認しましょう。霧の水晶を引いてしまって腐りそうなら先にうらこうさくで抜いておくのも策です。
•基本的に待機盤面形成中にはマーイーカをカラマネロに進化させたりエネルギーを貼ったりはしませんが、昔のホミカエリカ型と違ってシロナの覇気は手札を減らした分増やせます。マリィを警戒して1面はカラマネロに進化、もう1面はスパイラルエネルギーを貼っておく、みたいなプレイングも大事になります。ただ、残りのリソースには気をつけながらやってください。慣れないうちはやらなくていいです。
•準備盤面形成の際の細かいプレイングについてはyosさん(@yos_poke)の記事( https://note.com/yospoke/n/na695c34f53c3 )に細かく記述がありますので私は書きませんでした。yosさんに課金してください。
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ルール持ちのデッキとの対面の場合、この手順を2〜3回通れば勝ちです。やることは非常にシステマティックです。決まった動きを繰り返すだけです。テンタクルは難しいから握らないと食わず嫌いしてる人、テンタクルは難しくないです。ワンパンするか待つかの2択を選ぶだけのデッキです。1回試してみてください。
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大体こんな感じです。画像付きで説明できれば分かりやすいのですが記事の公開を急ぎました。手元にカードを揃えて、文字を追いながらやってみてください。あなたにもきっと400点が出せるはず。何か質問等あればTwitter(@Flameor_b )にDMをください。
〜無料編•終〜
ここから先は、どうやればれんげきテンタクルに勝てるか、汎用カード2枚を使った方法と対策カード1枚を入れた方法とで説明します。皆に知られて私が負けたくないので無料にはしませんでした。どうしてもれんげきテンタクルに勝ちたい、れんげきテンタクルに親を殺された方はご購入ください。
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5, テンタクルに親を殺された方へ(有料)
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