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Keyball44を組んだ話


使用して10ヶ月経過した私のKeyball44

前回からずいぶんと間が空いてしまった。
無駄に忙しい、しがない中年サラリーマンの万年平社員なので仕方ない。

はじめに

購入先 ShiroganeLab
私が購入しようとしていた時期は入荷後、即売り切れになっていたが,いまは在庫に余裕がある時が多いようだ。
私が購入するか、しないか悶々と考えている間に売り切れは2度ほどあった。

購入を躊躇していた理由は二つ。
 ① 一度、人差し指操作のトラックボールに挫折した私が使いこなせるのか?
 ② 値段。安い買い物とは言えない。
意を決して購入したのは、抑えられない好奇心のせいだと思う。

いざ、組み立て

Keyball44の基盤

組み立ては以前Wing42を組んだ経験もあり、その時の失敗を踏まえて作業を行ったので、五時間ほど掛かったが、なんとか完了。
誰からも邪魔されず(特に2歳児の襲撃がなく)集中して作業するの楽しくて仕方ない。
(後に接触不良が頻繁に起こり、TRRSソケット部の半田付けに失敗に気付くが)

キー配列の設定

Keyball44に至っては中身を変に弄ろうとはせず、Remapを使用してキーアサインを行った。

Remap

最初は暫定で配列を決めて、自分の指の可動範囲を考慮し、使用しながらキー配列を変えていくうちに、最終的には下みたいな配列になった。
他のKeyballユーザーの配列も拝見させていただいたが、手の大きさや指の長さ、可動範囲や思想も違うので、あまり参考にしないことにした。

Layer0はqwerty配列を基にしたレイアウト、Layer1はトラックボール用のレイアウト
Layer2はカーソルキーとファンクションキー Layer3はテンキーと記号

その他、パーツなど

操作をしているとトラックボールに手のひらが当たってしまい、AutoMouseLayerが発動し、誤爆してしまうことから、25mmのトラックボールとケースを購入。

1ヶ月ほどしてみたがどうも不満と問題が発生。
 ○ 34mmのトラックボールを使ってた時よりもトラッキング精度が良くない。
 ○ トラックボールケースの基盤を覆う部分のクリアランスが広すぎるためか持ち運びや打鍵時の振動で基盤が端子から外れてしまうことがある。
 ○トラックボールケースの仕様上、可動範囲が狭く(これは分かっていたこと)。蓋が取れやすい。(ただし清掃するときは、外した蓋の上にボールが置ける。)
 ○ 週一ぐらいで清掃しないと動きが悪くなる。
(個人的な感想です。あしからず。)

代替品として、下のパーツを購入。改善。
(赤いトラックボールは、本当にトラッキング精度が良い気がする。)

ただし、ペアリング付きのトラックボールに関しては、操作音がやや大きくなったような気がするが、気にするレベルのではなさそうだ。
(個人的には安物マウスのクリック音の方が耳障りに感じる。)

その他、専用のケースに関しては以下のものを購入

最近はKeyballのケースは出展者が増えたので喜ばしいことだと思う。

使用感

まず、親指操作のトラックボールの使用には多少慣れが必要だと思う。
トラックボールの使用する上でのコツは、どこかの誰かのサイトで「狙ったところにカーソルを合わせて、指を離してクリックすると良い」ってアドバイスが本当にその通りで、習慣づけると操作がとても楽に出来るようになった。
問題なのは、狙った場所にカーソルを合わせることに慣れるのに、1ヶ月要してしまった。

カラムスタッカートのキー配列は、主流のロウスタッカートの配列から移行する
時間的コストも、そうかからないだろうと思う。使い続けることで、すぐ慣れる。
(これも個人的な感想なので、あしからず。)

Auto Mouse Layer については最初は操作になれていないので、0.35秒で切り替わるようにしていた。が、操作に慣れて操作が素早くなっていくうちに、誤爆が増増加。
有効時間が長いと感じるようになったので、現在では0.1秒に設定し、精密な作業や長時間操作する場合は、Layer1に設定してあるキーを小指で押しながら、操作する習慣がついてしまった。小指がプルプルするけど、今では完全に慣れっこです。

小指でキー押しっぱなし。

Wing42もそうだが、やっぱりフォームを崩さずに数字キーを押せるっていうのが私にとっては最高のメリットだと思う。
一般的なキーボードを使って数字キーを押そうとしたら、指が短いので(キーピッチにもよるが)手首を浮かせてから指で押す動作になってしまうのでフォームが崩れてしまう。
それが理由で、次に打鍵するキーをタイプミスすることが多く、「イラッ!!」とすることが多かったが、今はほぼ皆無になった。

最後に

使用し始めてキーアサインが固まるまでと、慣れるまで約1ヶ月半ほど掛かったが、Keybakll44がメインキーボードになり、手放せない存在になってしまった。
結局はキーボードってどれを使おうが、ほとんど慣れの問題だとは思うけど、「こんなのがあったらいいのになぁ〜」って、私が思ってることの80%ほどを現実にしちゃってたのがKeyball44だった。

これ自体に不満がないわけではないが、それは別の記事に好き勝手書こうと思う。
次はKeyball44不満と私のいつ実現するかわからんキーボード妄想でも書こうかな。なんて思ってます。

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