6/12 川崎11R 関東オークス2024 予想
重賞の予想noteは久しぶりになります
高さ危険太郎です。
今回は是非このレースに関して語りたいのでnoteを執筆することにしました。
私の的中実績ですがXのポストを見て貰えばわかりやすく大体的中率が4割程度で推移しており
今年は川崎記念でライトウォーリア単複🎯
過去の交流重賞では
ダイオライト記念 ノーヴァレンダ
日本テレビ杯 フィールドセンス
等的中があり地方馬の買える条件の見極めは人よりも自信があります。
前置きが長くなりましたが、今年の関東オークスの概要からまず語っていきたいと思います。
前日オッズと力関係
基本的には関東オークスに限らず交流重賞は中央勢が圧倒的に強いのは周知の事実なのであまり触れませんがオッズも中央馬に集中しています。
関東オークスも勝ち馬は殆ど中央馬で近年ではヒガシウィルウィン、キャッスルトップ、ミックファイアが勝利したジャパンダートダービーに比べて圧倒的に地方馬勝てないレースです。
しかし地方馬が1頭馬券に絡むことは多く3連系はやや波乱傾向にあります。
今年の関東オークスに関しては地方馬のチャンスはどうかと言うと私は大いにあると考えています。
過去5年をざっと振り返ってみましたが
芝からの参戦や全くレース質の違う東京マイル等からの延長の馬は人気を裏切るケースが見られ川崎に適性が求められてます(該当馬 リフレイム アールクインダム リッキーマジック)
今年の川崎記念が大荒れしたり、ここ数年でも関東オークスではルメールJが乗った人気馬が飛んでしまったりと川崎2100mというのはかなり特殊な舞台となります。そもそもコーナーが急すぎるのを1周以上回る ワンターン高速馬場の東京マイル等とは全く別の適正が求められる 今年の川崎記念のように人気馬に適性が無く急コーナーで加速できなかったり外を回されて脚がたまらず末脚が不発なんてのも良くある舞台
なので基本的には毎年好走が多い
ダート1800以上の距離で実績がある
出来れば左回りか小回りを経験している
この時期の牝馬としては過酷な距離になるので血統も最低限適性があるそんな
馬から狙っていきます。
ここからは具合的な馬の診断をしていきます。
今年はJRA勢3頭で決まるのか
結局は馬券を買う上で気になる事はこれだと思います。
私の答えは昨年が8割型JRA3頭で決まると見てましたが、今年に関してはJRA3頭で決まる可能性は4割程度だと思ってます。
勿論明確な根拠はあります。
では1頭ずつJRA勢を紐解いていきます。
2枠2番 メイショウヨシノ
前走 1勝クラス京都ダ1400m 1着
ここまでキャリア全て1400m未満の距離を走って来た馬 父ダノンレジェンドの産駒は門別競馬で非常に成績が良く地方向きでもあり中央競馬でもダートであれば距離は不問
前走の内容はいいですが、特筆して距離が伸びて良い材料はない。
3枠3番イゾラフェリーチェ
前走 スイートピーS 東京芝1800m9着
兄弟にG1馬エフフォーリアのいる良血馬
父はサトノクラウンで配合としてはエピファネイアをつけたエフフォーリアよりもスタミナと欧州の芝に適応できるパワーを強化したイメージだろうか
芝の血統には明るく無いがサンプルになる少ないデータ的にはダートはイマイチな種牡馬
この馬自体はダートで未勝利を勝ち上がるが時計は平凡で大外枠から先行して進めたのもあり砂被りも未知数
1勝クラスの勝ち上がったレースの内容は前半ドスローの後傾ラップ戦を逃げ切りと特に強い勝ち方ではなかったがこの時の2着馬が重賞フローラS6着と能力はある事は証明された
中央の芝の重賞レベルとなるとスピードはかなりの物がありこの中に入れば力が足りないと言う事は一切無いと言えるが 前走と新馬含む東京コースでのパフォーマンスが悪く左回りが?なのと前走はハイペースを先行して残り1ハロンで足が止まった
調教師コメントでは折り合いが難しかったとあり、今回初ナイター、逃げられない場合砂を被りやすい内枠とそもそもダートが得意で無い血統で地方の深い砂と懸念点は多くある
6枠6番 アンデスビエント
前走1勝クラス 京都ダ1800m
想定1番人気
小回りダートOKドレフォン産駒
母は2020年川崎ダ2100エンプレス杯勝ち馬
キャリアで逃げたレースが多く逃げられなくても大崩れ無し。
ゲートの出もよく圧倒的に逃げ先行有利な川崎コースにおいて1番軸にしやすい
前走の勝ち時計も優秀で昨年2着馬よりも同じ舞台の良馬場で0.7秒早い
不安材料は騎手が川崎2100m初騎乗の若手の田口騎手なのとキャリアで左回りが初めてといったところだろうか
7枠9番 クリスマスパレード
前走G3フローラS 東京芝2000m 4着
中央競馬には明るく無いがかなりの素質馬
キャリア2走目は唯一牝馬で出走した1勝クラスで牡馬を蹴散らしキャリア3戦目で重賞に駒を進めるもフローラSは大外枠から脚を使って先行したのもあり終い甘くなり伸びきれず4着
内容は特に悲観するものでは無く枠が内枠なら勝ち負けしていてオークスに出走していても何らおかしく無かった
血統的にはキタサンブラック産駒ということもありダートが苦手というのは無いが牝馬での活躍馬はあまり見られない 母親は南関東でも走ってたのもあり母父の産駒はダート馬が多いことからも適正ありと見て陣営も使って来たのだろう
この馬自身は初ダートであり前走は繊細な面も見せたと言う事で初ナイター初ダートをこなせるかはかなりのギャンブルとなる
この中では中央重賞4着があるので実績は最上位
適性があれば性能の違いであっさり勝利もあるかもしれないが今回の2番人気で買うにはリスクが大きい
さてここまでJRA勢をざっと見てきたが例年に比べるとしっかりダート中距離で実績を積んできたのがアンデスビエントのみで今年は地方馬が馬券に絡む大チャンスとなっている
この記事を参考にしてくれる方がいるか分からないが先に謝っておく
1.2.3番人気で決まる可能性も私は4割程度はあると思っているのでそうなってしまったらごめんなさいだ
南関東の名手戸崎Jがイゾラフェリーチェをインの砂の被らない絶妙なところで完璧に折り合い、若手の田口Jがアンデスビエントで重賞の舞台でも完璧なペースで逃げ、石川Jがクリスマスパレードを砂を被らず完璧に折り合い能力の違いを発揮したら4割の方に吸い込まれていくと思う。
しかし期待値的に今回の関東オークスは地方馬が絡む方にベットした方が期待値が高いと私は考えている
東京ダービーは逆らえなかったがここは地方馬を是非買いたい1戦である
随分先延ばしにしたが私の本命は
8枠10番ミスカッレーラとする。
しかし馬体が桜花賞の時までは回復しているのが条件
まず今年の南関東の牝馬のレベルから紐解いていく
例年南関東牝馬3冠の2冠目 東京プリンセス賞の勝ち時計は古馬B2突破レベルくらいになりやすい
2022東京プリンセス賞勝ち馬
スピーディキック (関東オークス3着)
勝ち時計1:53.5 (砂入れ替え前)
翌日 B1勝ち時計 1:52.6
南関東B2は中央競馬で言うと1勝クラスと2勝クラスの間くらいであり関東オークスのレベルは南関東の馬がB2程度 中央馬がB1やA2で3着に地方馬がくる
そんな感じのレースである
今年の南関東の牝馬は例年より少し強いくらい
東京プリンセス賞 2着ローリエフレイバー(勝ち馬とタイム差無し)
勝ち時計1:57.3
前日重馬場 B1勝ち時計 1:57.3(勝ち馬は元中央2勝クラス)
砂入れ替え後やレースは展開によって勝ち時計が変わるので一概に語るのは難しいが今年はスピーディキックの年以上のレベルにあるかもしれない
となれば中央馬が力を発揮できなかった場合に馬券内に1頭ないし2頭絡んでも別におかしな話ではない
ではなぜ
2歳王者 ローリエフレイバー
桜花賞馬 プリンセスアリー
ではなくてミスカッレーラか本命なのか
ミスカッレーラを本命にした理由として1番の決め手となったのは2歳時の川崎ダ1600mのローレル賞である
勝ち時計1:44.0
翌日 B2B3中央1勝クラス混合戦
勝ち時計1:43.3(勝ち馬は元2勝クラス)
3着馬中央1勝クラス1:43.9
この時のミスカッレーラのパフォーマスは素晴らしいものがあった
年末の2歳優駿牝馬では1番人気を支持される事となる
まず2歳時の牝馬で古馬B2レベルの時計が優秀である この時点でかなり抜けた存在であるのがわかる この後浦和桜花賞で敗戦を喫し前走の東京プリンセス賞で敗れる事となるのだがおそらくこの馬のベストは川崎コースか船橋コース
クラシックの2戦の負けは説明がつく
どちらも大幅な馬体減が1番の原因だ
ミスカッレーラは昨年ジャパンダートダービーを勝ったミックファイアと同じシニスターミニスター産駒
この馬の産駒は外枠の成績が良く中央では東京コースの外枠変わりの回収率が良いなんてデータもある アメリカ血統らしく高速馬場が得意でトビが大きい走法のため窮屈な競馬はおそらく向いてない
そのような点では浦和コースの敗戦と重い白砂に変わった大井での敗戦も説明がつく ミックファイアが全く白砂をこなせていないのと同じ
交流重賞は馬群が縦長になる事も多く今回は外枠代わりで気分よく走れる可能性が高く ハイパフォーマスを見せた川崎代わりと一変する可能性はある
2歳時で南関東古馬B3クラスの時計で走れるなら順調なら今回B1やA2の時計で走れても良い
桜花賞も東京プリンセス賞も2度の大きな馬体減でおそらく順調には来れたとは言いにくいが今回は果たして
調教も馬体の維持を気にして前走は攻めきれない部分もあったそうだが川島先生のコメントでも馬体は回復傾向
調教タイムを見ても今回は前走よりも負荷の強い稽古を消化できておりデキは前回以上で出てくる可能性が高い
勿論距離の問題はあり、鞍上も1800でも長いと言っていたがこの時期の競走馬ならまだギリギリこなすと思いたい 現在では完全にマイラー 1800でも最後止まってしまうスピーディキックが関東オークスで馬券になれたように
このようなそもそも2歳時に示した力が違うという点からミスカッレーラを本命にする
一応他に有力な南関東の2頭も軽く解説をしておくと
ローリエフレイバー
2冠目の東京プリンセス賞2着
2歳時には大井ダ16000でミスカッレーラを完封
前走はインがそこまで良く無い馬場の中絶好枠から逃げて4角でマークされていた勝ち馬に並ばれて抜かされかけても内から差し返す強い競馬
マジェスティックウォリアーの産駒は2000m以上の成績が良く距離延長と逃げ先行有利、インの馬場が良い今回の川崎でパフォーマスを上げる可能性のある1頭
プリンセスアリー
1冠目桜花賞の勝ち馬
キズナ産駒だが母父がスズカフェニックスというのもあり距離に不安ありと私は決めつけて前走は軽視したが蓋を開ければ前残りの中1頭差してきて3着の強い競馬 前走の内容的には延長もこなせそうである
今回できれば前で運びたい芝馬、逃げたいダート馬が揃っているので末脚の堅実さという今では展開利があるのはこの馬
買い目
ミスカッレーラの馬体が戻ってた場合
10単複 複厚め 6飛びの保険
三連複10-6-2.3.5.7.9均等買い
ミスカッレーラの馬体が回復してない場合はまたリアルタイムで考えます。
結論と最後に
結論としては今年の関東オークスは例年に比べて中距離ダートで経験積んできた馬が少ないし中央馬を買うのは結構ギャンブル要素があるから同じギャンブルするならより配当の良いギャンブルをしようね
ってのが結論となる
競馬なんか迷ったら配当高い方の馬券買った方が絶対生涯収支上向くだろうし
最後にサムネイルは6/9東京競馬場でエキストラ騎乗のあった御神本騎手です。 現地観戦はいいものですし、是非ミスカッレーラも頑張ってほしいです!!
ここまで読んでくれた方いれば読んでいただきありがとうございました!
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