「阡陌の二字は御書(ごしょ)にないといい、次上の語は日本語にはないという。それらの語が見付かるまで開目抄(かいもくしょう)や本尊抄(ほんぞんしょう)を読んでみるとよい。ないというのは読んでいない何よりの証拠である。御書も読まないで御書にないとは、ちと度が過ぎているようである。」などの記述もある。
ネットで日蓮御書を検索してみると本尊抄に、
止観(しかん)の七(なな)に云く「昔鄴洛(むかしぎょうらく)の禅師名河海(ぜんじなをかかい)に播き(まき)住するときは四方雲(よもくも)の如くに仰ぎ(あおぎ)去るときは阡陌(せんぱく)群を成し隠隠轟轟亦何(いんいんごうごうまたなん)の利益か有る、臨終に皆悔ゆ(くゆ)」等云云(とらうんぬん)」と引用されている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?