女子サッカーで学んだチーム方針
私は、女子サッカーチームの広報として活動している。
サッカーは中学校で部活を1年やっていた位で正直ほぼ無知に近い。
そんな中でプレイヤーの取材や撮影を通じて学ぶことがあった。
所属しているチームのメンバーは50人~60人ほど
園児から高校生まで幅広くやっている。
現在そこで私が密着しているのは、トップチームである。
トップチームは年齢が上になればトップチームに入れるわけではない。
高校生がメインではあるが上手い人間であれば中学生の子もいる。
完璧実力主義のチームである。
自分も実力主義での世界でダンスを歩んでいるが
とにかく大変である(笑)
メンバーとリーダーの絶対的な信頼がなければ成立しない。
若いからこそ衝突はつきものだと私は思った。
キャプテンに取材した際にチームの魅力はなにかと聞いてみた。
私たちは、チーム内で上下関係を作ってない。
みんな対等の目線でコミュニケーションをとっている。
学生のスポーツの世界というのは上下関係がしっかりしているイメージだ。
理由を聞いてみたかった。
上下関係を作ると下の子達が委縮してプレイでの声掛けで支障が出る。
もし意見が衝突した際は、キャプテンが指示をだす。
逆に自分(キャプテン)が間違った場合は、監督が指示を出し訂正をしてくれる。
目標は点を決める。点を入れさせない。
この目標は皆同じだから少しでも相手を分析して共有して勝利に導いていきたい。
練習や試合で意見がぶつかった際に気まずいのではないかと質問すると
オンとオフの切替はハッキリしてるので、試合や練習が終わればお互いに友達感覚で、接している。
正直驚いた。
言うのは、簡単だ。
みんな協調して、目標に向かって頑張ろう。
よくあるセリフで当たり前なことである。
しかし実現するのは、難しい。
当たり前のことを当たり前にできるチームだからこそ県で圧倒的な力を持っているのだと感じたし、子供たちから多く学ぶことがあった。
これから全国予選が始まる。
今後の動きが気になる。