場所が変わっても仕事はできる
片道3時間の知らない町で、いつもの仕事をする謎の状況。
社長の長崎視察に、パートさんが運転手 兼 話し相手として同行することに。
パートさんが「社長と2人はイヤすぎる、病みそう」と話していた。
私は休みの予定。
つい「一緒に行きましょうか」と言ってしまった。
お人好しにもほどがある。
私の休みを返してくれ。
自分で言ったくせに。
もちろん観光する時間はない。
長崎市内に着き、お昼ご飯のちゃんぽんを堪能中に、取引先からデータ修正の連絡が。
タイミングが良すぎる。
結局、私は視察先には行かずに済んだ。
修正作業をしながら社長たちを待つ。
車を停めたのは、長崎水辺の町公園。
広い公園には、軍艦(?)が停泊していた。
ベンチに座り、膝にPCを広げる。
前を向けば、知らない町。
下を向けば、いつもの画面。
心地よい風に吹かれながら、
子どものはしゃぎ声を聞きつつ、
カタカタ、カタカタ。
思ったより、早く終わってしまった。
観光名所、調べておけばよかったな。
カステラ、食べたかったな。
また行こう。