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昔から直らないこと。
もしかしたら、この話、前にも書いたかもしれない。
まさにこれです。
同じ話を同じ人に何度もしてしまうこと。
どうしても直りません。そして、それがとても嫌です。
あと、たぶん書いてますね。私は忘れてしまったのですが。
ところで、我が子は漢字の書き順を覚えるのが苦手です。
書き順もなのですが、縦線を下から上に書いたりします。
書きにくくない?そして覚えにくくない??
そんな話を久しぶりに会う人にしていると、「ああ、書道だっけ?」と言われました。それいいかもしれないね、と笑顔で続けてくれたのでした。
私は書道をすれば、基本的な字の形作り方を自然に覚えていけるのではないかと考えていたのです。この数年間。
そして一年に一度会うかどうかのこの人が覚えてしまうほど、何度も話していたらしいのです。
何度も同じ話をしてしまう。
お酒を飲んだわけでもなく、多少はあるかもしれませんが加齢のせいだけではありません。昔からなのです。
若い頃、とても可愛い時計を見つけて、どうしても欲しくなりました。
同僚に「お金を貯めたら買うのが楽しみだ」と話していました。
すると、突然「まだ買ってないんですか?いったいいつまでその話するんですか」と言われたのです。
少し高価だったので、お金を貯めるのに時間がかかっていたのは確かですが、いつも温厚な彼女をこんなにウンザリさせるくらいに何度も話していたようです。
さらにもっと若いというか、中学生くらいの頃です。
自転車で友達と三人で帰っているときに「髪の毛が伸びたら・・・」と私が言いかけると、二人は我慢できないという感じで大笑いしだしたのです。
「伸びたら二つに分けて三つ編みするんだよね。知ってる。何回聞いたかわからない!もうみんな聞いたから誰にも言わなくていいよ」
とのことでした。
一度頭の中で「これいいな!」と思うと、ずーっとそのことばかり考えてしまい、さらに人には自分のことばかり話してしまう。
あまり行動を起こさないので情報がアップデートされることはなく、最新の話をしているつもりが何回言ったのかわからない話を嬉しそうにしてしまう。
話したこと、覚えていないわけではないのですが、誰に何回話したのかは覚えていないんですよねー。
聞いたことある話でも「もうそれは聞いた」と相手に言うことは、なかなか難しいのではないかと思う。相手は嫌になるくらい、私の同じ情報を数年間聞かされ続けているのだ。
申し訳ない。
わざとではないんです。
でもこれは直らんな、たぶん。