Shadow400で行く萩、長門ツーリング その1
始まり
朝方は少しばかり寒さを感じるようになった10月下旬のツーリング。
冬を迎え、国道262号がバイクで行けるかどうか心配しなくていい間に山陰側を走ろうと思い立ちエンジンをかけた。今回のテーマは1.「鹿背隧道で写真を」2.「長門でバイクを撮る」3.「豊田湖の湖畔を走る」といったフォトツーリングだ。
萩へ
早朝の木戸山峠はやはり身に刺さる寒さではあったがまだカイロを必要とするほどではなく、昼間の温かさを期待できる気温だった。道の駅あさひで休憩した後萩往還を横目に次の道の駅まで走り抜ける。バイパス途中で右折分岐があり、そこに入ると目的のトンネルに着くのだが道が悪いので通り過ぎる。道の駅萩往還の裏手に道があるのでその道に入り、しばらく行くと石造りのトンネルが見えてくる。それが鹿背隧道だ。
トンネルを走り抜けてバイクを目の前に停める。一般道とはいえもはや通る車もなくゆっくり写真が撮れる。木漏れ日に照らされる愛車とトンネルの作りはエモいなどの安直な言葉で表現したくはないが語彙力がそれしか出てこない。
萩から長門へ
萩から長門へは山陰道が部分開通していて快適に、早く向かうことが出来る。私が小学生の頃だったか、家族で父方の祖父の家から母方の祖父の家へ向かう際長門で墓参りしてから向かうのだがその際にはまだこの道路はなかった。くねくねした山道を走っていた思い出がある。墓参りする場所は道路と船着場が一体化している不思議な光景が繰り広げられている。そこでバイクを撮るつもりだ。
さて、萩から長門へ向かうがいつもの如く山陰道を通るというのも直線すぎて味気ないので国道191号でかつての思い出を辿るがごとくゆっくり向かうことにした。山道を走ること暫く、国指定有形文化財・三見橋の文字が見えた。眼鏡橋との事だが、石橋文化のない山口で?と思い立ち寄ることにしてみた。
2連アーチではないので絵に描いたような眼鏡橋って感じではないが山口県内でここまで立派な石橋を見ることが出来る場所も少ないので立ち寄った価値はあったのではないだろうか。
紫陽花を始めとした季節の花が植えてあり、鮮やかな季節の移ろいを楽しむことも出来そうで通年楽しめそうな場所だと感じた。
兎にも角にも、無理矢理?愛車と眼鏡橋を絡めて撮ったので当初の目的地である長門市へと歩みを進める事とし、その場を離れた。
その2へ続く。
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