【みそら】頼りになるお姉ちゃん

ここの記事の中だけでという話ではなく、普段のアイドル活動を通しても、あんまり自分の家族の話とかしたことって無いよな、ってこの前ふと気付いて。
だからそんな話を書いてみるのもアリかなって、ちょっと思った。

うちは姉とわたし、女の子2人姉妹なんだよね。姉と3つ離れてる。
何故か突然アイドルになって、フラフラとって言うかなんと言うか、将来のことよりも今の夢、みたいな感じで生きているわたしと対称的に、姉はしっかり四年制大学を卒業して、今はちゃんと仕事に就いている。
小学校の頃とかは割とよく喧嘩したこととか思い出すけど、中学過ぎた後になると、わたしが中学の時には姉は高校生だし、わたしが高校生になった時には大学生、という年の差なので、あんまり喧嘩とかはしなくなって、そこそこ仲良くなった気がする。
急に身長伸びたわたしと違って、姉は160にもいかないくらいなので、わたしの身長5cm奪いたいと、昔はよく言われたな。

わたしは今アイドルになって、このグループに変わってからこそ、男の子っぽい部分を出しているけれど、元々の性格としては実に女の子、しかも多分、若干根暗なタイプの女の子だったりするのだけど、姉はそれこそ、地の性格が今の「みそら」をやってるわたしみたいなところがある。
それはある意味当たり前で、わたしは「みそら」でいる時に迷ったりすると、姉ならなんて言うかな、どう行動するかなって考えたりする。なので、「みそら」の半分くらいは、わたしじゃなくて姉で出来ているのかもな、と思う。

今のわたしにはもう1人、お姉ちゃんがいる。
うちのグループのあん、だ。
わたしのひとつ上で、抜群の歌唱力を持っている。
性格は優しくて割とマイペース。たまに少し抜けてる一面を見せたりすることもあるけれど、グループの最年長としての責任感もあって、本当に頼れるお姉ちゃんだ。

わたしとあんは一応年長組だからというのもあって、面倒事は率先して引き受ける覚悟は持っているつもりだ。
ただ、年長ではあるけれど、アイドル経験で言うと、あんは一番この世界に対しての付き合いは浅い。わたしは一応前世はあるけど、本当に地下の売れないグループでしかなくて、経験で言ったらますみの方が期間の長さでも所属してたグループの格でも少し上だ。
あすかは結果的にはうちのグループで初のデビューとはなったけれど、元はもっと大きなグループのオーディションで選ばれた子だし、ポテンシャルはグループでもきっと一番。
だから、本当にただ、生きてる時間が長い、歳が上、というだけでやってはいるけど、わたしやあんがこのグループを引っ張って行くぞ、という感じでもない。

あんはよく、自分は抜けてるところ多いから、そらにいつもそこを助けて貰っててありがたいよ、って言ってくれる。
確かに役回りとして、わたしがあんのサポートに回るというシチュエーションはあったりするから、そのことを言っていると思うんだけど。
でも本当は多分、あんは別にわたしの手助けがなくても、やろうと思えばひとりでちゃんと出来ちゃうんだと思う。
ただ、わたしの役割をちゃんと作るために、あえて自分には手助け役が必要なんだよ、という形にしてくれて、そこにちゃんとわたしの居場所を作ってくれているんだと、そんな風に感じている。
そういうところも含めて、やっぱり頼りになるお姉ちゃんだなと思うんだよね。

改めて、今の5人、良いグループだなと思うし、もうすぐみんなで1周年を迎えられるし。
これからも一緒に頑張りたいなって思う。

明日、ライブもレッスンもなくてお休みデーなので、ついつい夜更かしして書いちゃったな。
たまにはいいよね。