【ますみ】私たちが匿名でNoteを書く意義について考察してみる
遅くなりましたが
11月最初の週末、3連休。
3日間で4本のライブをさせてもらいました。楽しかったな。
ハロウィンのコスプレのライブは、やっぱりいつもより動員が良かったみたいで。それだけに、そのすぐ後のライブが、反動で人が来なかったらな、と思っていたんですけど。ハロウィンの時ほどではなかったのは仕方ないとして、それ以前のころと変わらないくらいはみんな来てくれて、本当に良かったです。
ライブ終わって帰ってきて、今日もやっぱりすぐ寝てしまったんだけど、ご飯も食べていなかったので、目が覚めちゃいましたね。
夜中だったから、食べる方は少しにしたけれど、今週の平日はライブ予定が無しなので、この前予告した通りのNoteを書きたいと思います。
宜しくお付き合いください。
そもそもNoteをやりたかった理由
自己紹介でも少し書いたけど、私はもともと、個人としてNoteで文章公開したいなと思っていました。SNSってやっぱり短文で、その時思ったこと感じたこと、あまり気にせずぱっと書いて出しちゃうみたいな感じなんだけど、それは私としては得意な方ではなくて。しかも、Xって本当にいろんな人のところに勝手に届いていく。私のことをフォローしている人、ファンの人はもちろんしっかり見ていてくれるのかなと思うし、そういう人に向けてのことを書いているつもりではいるけれど。そうではない、特に強く私に興味があるわけではないけれど、私のファンと仲がいいとか、なんとなくライブが被ることの多い別のグループのファンの人とか、よく分からないけど何故かおすすめタブで出てきちゃうんだよね、みたいな人もきっといて。
そういう人に向けて書いている言葉でなくても、勝手に届けられてしまうのは、少し怖いなって思ったりする。
それに比べて、Noteっていう場所は、おそらく結構私にちゃんと関心を持ってくれていて、こんな長い文章も嫌にならず時間をかけて読んでくれる人以外、近づかないようなところかなって思っていて。
だからこそ、私が考えていることとか、普段そんなに表に出さないような気持ちとか、特別なライブの日の感想とか。私がゆっくり時間をかけて選んだ言葉を、同じようにゆっくり時間をかけて受け取ってくれる人に届けられる場所にできるんじゃないかなと思っています。
そういう意味でいうと、今回のグループ企画として「匿名でどこの地下アイドルの誰なのかがわからない状態」で書く、ということについては、私がやりたかったことを実現できる場所にはちょっとならないのかな、と思ったりもしています。
匿名であることの難点
これは明確で。私を私として知った上で読んでくれる読者は存在しない、ということですよね。
私に関心を持ってくれている人、ライブを見に来たり、特典会でよく話をしに来てくれたり、私を応援してくれる人に向けて書きたいことを書いても。
その人達は、私が書いたものだと知ることはできないし、私から「ここで文章書いているから読んでほしい」とお願いすることももちろんNG。
今この時間でも、この人とかこの人には読んでほしいなって思う、私をずっと応援してくれているファンの顔が何人か浮かぶけれど。私が私の名前で書いていたら、きっとこの人たちは読んでくれて、感想とかも伝えてくれるんだと思うけれど。こうして匿名で書いている時点で、きっと彼らたちの元にこの文章は届いていないんだろうなと思う。それがすごく残念かな。
私がファンに届けられないというだけではなくて、グループとしても、動員のきっかけ、私たちを知るきっかけに結びつかないということも大きい気がする。
本来、こういう場を作ることはプロモーションの一環だと思っていて、私たちの文章を読んで、この子面白いな、とか、このグループちょっと気になるなというところから、一回ライブ見てみようか、と動員に繋げていくことが、大きな目的のひとつなのかなと思っていて。
そのプロモーションの施策としては、全然効果を成さない企画ですよね、これ。面白い、なんか気になる、と思ってもらったとして、じゃあどこのグループなの、がわからなかったら見に行きようがないじゃないですか。
だから、この企画に関しては、少なくとも今の時点では、プロモーションとしての目的はないんだな、ということになる。もしかしたら、一定の期間を経たあとで、実は今までこれを書いていたのは私たちなんです! と、正体を明かすみたいなことを考えているのかもしれないけれど、でもそれも効果的なやり方かと言われると疑問で。だったら最初から実名でやる方がいいよねって思ってしまう。
匿名で書くことの意義
それでは、逆に、匿名の利点、匿名だからできることって何? とその意義を考えていくと。
思っていることを本気で書ける、というところだけはメリットだな、と思います。
例えば、その日のライブが上手くいかなかった、として。理由はいろいろあるだろうけど、仮にプライベートでちょっと嫌なことがあったのが原因だった、みたいな時。
実名で書いていて、それってここで書けるかなと思うと、やっぱりいろいろ隠して書かないといけなくて、細かいところまで書けないから、うまく伝わらないから、それなら書かない方がいいかなって思って止めてしまう。
メンバー間でちょっと揉めた時に、自分たちの中ではもう解決したことだからなと思ってそのエピソードを書いても、後から「大丈夫だった?」って心配されてしまったりだとか。
あんまり考えたくないけど、嫌な客がいたとか、箱でトラブルがあったとか、他のグループと楽屋で・・・みたいなことがあったとか。そういうこともきっと、実名だったらすぐ特定されていろいろ問題になるから、絶対にOKは出ないけれど。
匿名だったら、そこを好きに書くことができる。もちろん、特定されるようなレベルまで詳細に書くことは許されないけれど、それでも実名じゃ絶対に表に出せないようなことでもエピソードとして書くことができる。
それはメリットとなるのかな、という気はする。
メンバー同士でも、普段あんまり話さないこととか、内に秘めてしまっていることとか。この場を通じていろいろ発信していくことで、理解が深まったり絆が生まれたり、共感しあえたり、自分を見つめなおしたり。
そういう使い方ができるかもな、という可能性は感じていたりします。
なので、私が思っているこの企画の趣旨というか意義は、外に向かって何かを発信していくことを主目的とするというよりは、内に向かう方、グループ内に対しての発信の方を大事にしているものかな、と思っています。
これで、全然違うよ、とか、ただの深読みだよ、とか言われたらアレなんですけどね。少なくとも、私はこれから先は、そういう気持ちで書いていくことをとりあえずの指針にしようかなと思います。
次回予告
長くなりましたが、本日の更新はこれくらいにしておきます。
私のNoteはこの先も、こんな感じで長い考察的な話が多くなる気がするけれど、嫌にならずに読んでくれたら嬉しいな。
あすかちゃんに対抗する、というためだけに書くわけではないけれど、平均して週に2回くらいは更新していきたいと思っています。
次の更新の内容はたぶん、生誕祭というものについて、私が思うところを書きたいと思います。