noteを通して叶えたいこと②
noteを通して叶えたいこと①の続きとして、
「等身大の30代キャリアについて考えながら整理したい」
「良い形で影響し合える方と繋がりを持ちたい」
この、残り2つについて触れていきたいと思います。
等身大の30代のキャリアについて考えながら整理したい
30歳を迎えて以降、悶々としていました。やはり30代前半の独身女性というのは、色々なことを考えてしまうもののようで、私ももれなくそれでした。
せっかくなので、ここはあえて生々しく書こうかなと思います。
人事領域のキャリアスタートは27歳。組織の成長スピードに管理体制が追いつけていないというハチャメチャの人事体制の中、とにかくがむしゃらに落ちているボールを拾い続けた結果、採用、労務、企画、組織開発まで幅広く携われるようになったものの、知識も経験も、かなりムラがありました。
30歳をすぎたころから、ゼネラリストにもスペシャリストにも成りきれぬ、中途半端さに漠然とした不安を抱えるようになりました。
当時は人事企画のセクションに身を置き、制度設計や組織活性に関する企画業務を行いながら、健康経営推進を担っていました。
キーマンからの信頼や協力もある程度得られるようになったし、やりがいはありました。ただ、あくまでその組織の体質にフィットできていても、他で通用するのかどうか、全く自信がありませんでした。
また、縦割・階層組織という事もあり、組織をつくっている、経営に寄与しているという手触り感がありませんでした。
悩んだ結果、まずは基礎力を固めようと、労務部門への異動希望を出しました。月次業務や、年次業務など固定的業務が多いものの、労働関連法にかかる実務対応や経験など、専門的な部分の地盤固めになり、制度設計の質も上がると考えたからです。
ただ、異動希望は受理されませんでした。しかしこの決定は、人事部長が私自身の特性の活かし方を最大に考えてくれた結果だったので、しっかり受け入れて元の仕事に向かうことができました。
そうは言っても・・・31歳、独身。もしもこの先、35歳前後で自身にライフイベントが発生するとしたら。このまま5年務めた企業で2~3年以内にライフイベントを乗り越えながら、30代のキャリアを積むのなら、これは結構安パイの道かもしれない。
それとも、今ここを飛び出し、35歳までの3年間で新たなチャレンジを自分に課すか。通用するかわからない。しかも、転職したら最低2年は完全に仕事に向きあいたいしな…キャリア面もプライベート面も不確定要素ありありの、ぐらついた環境になることに怖さを感じました。でも、今の悩みの解消はこれでしかないかもしれない。
そしてついに転職を決意したころ、自分の向かいたい方向がはっきりして、当時のパートナーとは別れることになりました。結果的に、ライフイベントの事は悩む必要なく、新たなチャレンジに向きあえることになったので、とてもスッキリしたことを覚えています。
更に、現職には、労務専任スタートで徐々に幅を広げられる2人目人事労務担当として採用してもらいました(本当にその通りになっている)。
あの時決断して、本当によかったと思っています。
仕事上の自分と、生身の自分を、完全に切り離して考えるということをしにくい人生のステージが30代なのかなと思います。それも十人十色・・・
これからも見えてくる30代の色々な葛藤を、私なりの視点で、等身大に綴っていければと思っています。
良い形で影響をし合える方とつながりを持ちたい
noteを通して叶えたいこと①に書いたように、メガベンチャー時代は、たくさんの上司や、たくさんの仲間に恵まれていると感じていて、わざわざ会社を超えて横のつながりを持とうという意識がありませんでした。
更に輪をかけて、そもそも発信は積極的でないし(SNSは基本見る専門)、著名な方のSNSをフォローし情報キャッチして満足、のような状態でした。
しかし、上場スタートアップに身を置いたことで「自身が”個”で、組織や社会に与えられる影響は何か」「バイネームで求められる価値は何か」を考えるようになりました。
もちろん会社のステージによりますが、スタートアップの人事労務、その他のコーポレート部門では、いわゆる「1人〇〇担当」の状態で、その分野では責任を負い、ある意味孤独な環境で、会社を前に進めていくチャレンジをされている方が多い。
そんな方々に多くの刺激をいただき、感謝と尊敬の気持ち抱くと共に、私も一人の挑戦者として、よい影響と何かしらの価値をお届けしたく、このnoteを通し、よい出会いと繋がりがあれば良いなと願っています。
記事の公開も等身大でいきます
性格的には、時系列で整理して、カテゴライズしてから、、とやりたくなるタイプではありますが、今回はやらないことにします(後にまとめ記事をつくればよいことにしますw)。
ということで、ホットな人事労務奮闘記や、自身のなかでしっかり整理がついたことから、マイペースに書いていきたいと思います。
この人事労務奮闘記が、誰かの、何かの、未来に繋がりますように。
せの。