(前編)40代での未経験転職。必要なのは「可能性を信じてくれる伴走者」【利用者インタビューVol.3】
※本インタビュー記事は、ライターのサトウミキが執筆しています。私自身、「キャリアツーリズム」を利用したのをきっかけに、夢だったライターのキャリアをスタートしております。
「キャリアツーリズム」についてより知っていただくために、実際にご利用いただいた方にインタビュー形式の対談を通して、生の声をお届けしていく本企画。
キャリアツーリズムについての詳細はこちらをご覧ください。
実はやりたいことがある。チャレンジしたいことがある。でも、実績はまだない。
そんな異業種へのキャリアチェンジは、なかなかハードルが高いと思います。20代ならまだポテンシャル採用で採ってくれる会社も多いかもしれませんが、年齢が上がるにつれてそのハードルが更に高くなってしまうのが、今の日本の転職市場。
今回お話をお伺いしたのは、そんな高いハードルを越えることを諦めず、ご自身の理想に向かって挑戦をし続ける40代後半の男性です。
「やりたい」を叶えるため一念発起し40代で退職。海外へ留学するも、帰国後は転職活動が思うように行かず、就職するもモヤモヤを抱えた状態でした。そんな中、キャリアツーリズムと出会い、見事、未経験ながら希望の会社への転職が決まったという今回のお話です。
40代での未経験転職。ネットなどではネガティブな情報も多く出回っているなど、実際むずかしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
ですが、不確かな情報などに惑わされることなく、“正しい”自己理解やキャリアの棚卸しなどを行うことで、何歳からでも自分らしく働くことができると、今回のお話をお伺いして感じました。
本記事は、前編・後編の2部構成で、前編ではキャリアツーリズムのご利用に至るまでのお話、後編ではキャリアツーリズムについてのお話をお届けします。後半は後日アップしていきます♪
44歳の決断。商社を退職し海外の大学院へ
《ーー本日はよろしくお願いいたします。まずは簡単に経歴をお伺いします》
はい。長年商社に勤めていましたが、これからの生き方を考えたときに、もともとやりたかったことにチャレンジしたいなと思い、退職をして海外の大学院に留学することを決めました。それが、44歳のときです。
《ーー44歳で退職し大学院に入学という選択は、なかなかチャレンジングですよね》
そうですね。怖くなかったといえばウソになりますけど、やってみたほうがおもしろいんじゃないかなと思って、選択しました。
当時は商社に勤めていたのですが、東京から大阪へ転勤して1年ほど経ったころで、色々なことがうまくいっていない時期でした。一度、色々と整理して自分と向き合う時間を設けたいなと思い、長崎にあるホテルに一週間ほど籠って、オンラインでコーチングを受けながら今までを振り返るという時間をつくりました。
そこで向き合ったことによって、大学院に留学するという選択肢が出てきました。もともと心理学に興味があり、その勉強をするための留学です。人のパフォーマンスを改善する心理学というのがあって、それがまさに自分がやってみたいことでした。
帰国後、「何をやりたいか」ではなく「何をやってきたか」重視の転職活動に苦戦
留学後、転職活動をしたのですが、まったくうまくいきませんでした。有名な大手のエージェントを利用したのですが、自分の思いや、自分が大学院に行った理由や学んだこと、これから何をしたいかなどについて、まったく会社に伝わっていないような気がしました。
そのときもう40代半ばだったんですけど、40代半ばで無職の人間って、もう全然相手にもされないんですよね。
とある大手のエージェントの反応は、私の思いや希望に耳を傾けることも無く「40代で企業を辞めて大学院に行くなんて人は珍しいですね。ご希望のコンサルでは紹介できる案件はありません。過去にご経験された営業であれば紹介できるかもしれません」と言われたり、別の大手転職エージェントからは「紹介できる案件は有りません」と門前払いを受けることもありました。
一方で、とにかく早く仕事を決めなければならないという不安があり、エージェントの言う通りに転職活動を進めるのが一番効率が良いと思い込んでいました。結果、内定を貰った会社に入社することにしましたが、モヤモヤした思いは残ったままでした。
そういう状況でしたので、働き始めて少しずつ違和感が積み重なっていきました。よく、自分の価値観と会社の価値観が合うかどうかが大事、という話を聞くと思うのですが、そこがまったく合っていないんだと感じるようになりました。
ではどんなところが違うのか、自分の価値観というのは何なのか、という部分をもう少し明確にして、第三者にも伝わるような言葉で表現することが必要ではないかという考えに至りましたが、ひとりでの言語化には限界もあると感じていました。
そのようなタイミングで、せんのみなとを知りました。せんのみなとのおふたりはもともと転職エージェントのご出身ということだったので、転職活動での躓きも踏まえて相談に乗ってもらえるかなという点も、決め手の一つにはなりました。
また失敗するのではないか…。不安や焦りを抱えながらも「賭けてみよう」
《ーーせんのみなとの「キャリアツーリズム」何でお知りになりましたか》
リンクトインで、たまたま、長嶺さんから申請をいただいたんです。それで、この人は何をやっている人なんだろうかとプロフィールを見たときにせんのみなとの「キャリアツーリズム」を知りました。
説明会をやっていたので参加して、サービスを受けてみようと決めました。1日1組という点がしっかり向き合ってくれそうだなと感じたことと、古民家という普段と違う場所に身を置いて自分と向き合うというところに魅力を感じました。以前に同じようなことを経験していたので、また整理できると思いました。
(※現在、説明会ではなく30分のご面談およびサービス説明を個別にて実施しております。ぜひ、お気軽にお問合せください。)
《ーー受ける際に、何か懸念点や不安だったことはありますか?》
そうですね。うまく行くかどうかわからないなという不安はありました。以前の転職活動の失敗があったので、企業が相手にしてくれるのか、果たしてうまくいくのか、という心配はありました。
ですが、以前のようにエージェントを通した就職活動はもう無理だろうなというのがわかっていたので、うまくいくかどうかわからないけれど、賭けてみようっていうのはありました。今の会社に勤め続けるよりは、やるだけやってみよう、という思いでした。
ー後半に続く。
※後半編、近日中に更新いたします。ぜひ、せんのみなとのnoteをフォローして続報をお待ちください♪
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