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「わたしなんか」から外の世界に出てみた

「わたしなんか」
「わたしはなにもできない」
この思いばかり募り、働くのが辛くなってしまった。
新しい環境に行っても、「わたしなんか」という思いがよぎってしまい
いつも自分のためには生きられていない感覚。

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いつもいる場所や会社にい続けることで、実は多くの人がこのような感覚を抱いてしまっているのではないでしょうか。
今回滋賀県で出逢った方もその一人でした。

本日は「わたしなんか」や「自分はできないことばかり」と日常的に感じる人に読んでいただきたい記事です。


「自分自身を誇れていますか?」

まずは、この質問に対して、そっと心の中で自分に問いかけてみてください。
きっと、あなたの頭や心の中には色々な感情や思いが渦巻くでしょう。

  • 誇りたいけど…

  • あれもできないし

  • 昔、こんな失敗したし

など、誇れない自分に対して、誇れない理由を探してないでしょうか。

日本全体の特徴でもありますが、多くの日本人は「できない理由探し」をする傾向にあります。これ自体が悪いこととは思ってはいません。良い意味で「自分には足りないところがある」と思えることで、他者に優しくできたり、他者を頼れたりするのも事実です。

しかし「自分の足りないことだけ」を見過ぎてしまうと、他者に迷惑をかけることを恐れてしまったり、自信がどんどんなくなり発言できなくなっていったりします。


「わたしはなにもできない」は本当?

この記事の方だけでなく、日本一周キャリア相談の旅をする中で多くの方が「なにもできない」と下を向いてしまっていました。
自分の目の前にいる人が、本当になにもないのだろうか?

だって、見ず知らずのキャリア相談の旅に出ている人に会いに来る勇気があるのに?!

私たち せんのみなとの二人に会いに来ることは実は大きなハードルで、大きな一歩だと感じています。(せんのみなとが凄い、とかではないです。)それは見ず知らずの人に自分のことを話すことを前提として行動するからです。そこの一歩を踏み込めた時点で「もう、ある」と感じました。


目の前の人の話しを、思いを、してきたことを、全肯定して聴こう

日常生活の中で、動きを止めて、膝を突き合わせて、人と話し合う時間は実は多くありません。
あなたの1週間を振り返ってみてください。
仕事や家族、アニメやテレビの話しではなく、自分自身の話しや思いを話した時間はどれくらいありましたか?
一人になる時間や内省する時間を設けている人はいますが、そこで考えたことを他者に話す時間をつくれてる人は実はほとんどいないんです。
1週間に10分以下の人がほとんどです。
年間で多くても520分、つまり8時間。
自分の大事なことを8時間しか話さないで1年間が終わってしまうんです。

恐らくほとんどの人が「自分の幸せ」も望んでいるはずなのにも関わらず、幸せに繋がるための会話を1年間で8時間以下なんです。

これは、あなたの周りにいる多くの人にも同じことが起きています。
1週間に10分だけでも良いので、目の前の人の思いや将来、目標などを全部受け止め、肯定しながら聴いてあげてみませんか。
そうすると相手も、あなたの大事な10分をつくりたくなるはずです。


学歴、社歴、人柄

さて、少し脱線してしまったので話しを戻します。
滋賀県でお会いした方は、実はとても優秀で、新卒入社した会社も多くの方が知っている企業です。中でも、新卒では滅多に配属されることはない会社の中でも精鋭が集まる部署でした。お人柄もとても温かく優しい。必要なときに必要な発言をきちんとできる。
そんな印象を持ちました。

非の打ち所がないかもしれない。
そんな印象を先輩からは持たれてしまうかもしれません。特に同性の先輩からすると。そうなると、どうしても妬みや仕事の責任転嫁の対象になってしまうのが、悲しいかな日本の悪しき文化です。

このような部署にいたがゆえに褒められることもなく、むしろ叱られるばかり。新卒入社した会社で一度も褒められることなく、責任転嫁され、複数年過ごしていく。どうしても「わたしなんか」という心情になってしまうと思います。

皆さま、この状況をどのように感じましたでしょうか。
本当にこの方は「なにもない人」なのでしょうか。
恐らく多くの方が「たくさんある人」と感じてくださると思います。
しかし、どうしても一つの世界、小さな世界にいると「なにもない」から逃れることはできなくなると思います。

この現象は、日本の至る所で起きています。
今「わたしなんか」「自分はできないことばかり」と感じていたら、外の世界の人にたくさん自分の話しをしてください。たくさん受け入れ、肯定してくれる人を探してみてください。あなたの良い部分をたくさん探してくれるはずです。

全肯定される場所。
必ず、あります。


「わたしなんか」にいる人へのおススメ

「わたし」のことを真剣に、温かく聴いてくれる人との時間をつくることをおススメします。それは「わたしの仕事」や「わたしの家族」とかではなく、なにものでもない「わたしだけのこと」です。なにも準備は必要ありません。

「一度、せんのみなととオンラインでお話しましょう💻」とお伝えしたいのは山々ですが(笑)、お金をかけなくてもできることはたくさんあります。


  • 自分がしてきたこと、できてきたことを書いてみる。
    ※どんなに小さなことでも大丈夫です。例えば、朝予定した時間に起きれた、とか。

  • 親や友達、周りの人に感謝されたり、褒められたことを書いてみる。

  • 親や友達、周りの人に自分の良いところを教えてもらう。
    ※恥ずかしいと思うので「会社の課題で…」など、ちょうど良い理由を添えることをおススメします

  • 趣味や最近のハマりごとに関するコミュニティを探す、出逢う

今いる世界の片隅の外に出たら、案外「あ、社会には優しい人がたくさんいるんだ。」と感じられるかもしれません。
どんなに出逢えなかったとしても、必ず自分自身が落ち着くことができる場所はあります。その場所に出逢えるまでは、場所を変えちゃっても良いと考えてます。それは転職、という意味でもです。


「わたしなんか」から
「わたしでも」に
そして
「わたしだから」と言える

そんな日を誰もが掴めるよう、せんのみなとも一歩ずつ前に進んでいきます。


最後に

もしこの記事に興味を持っていただいておりましたら、せんのみなとが開催する性格特性ワークショップに参加していただいたり、TwitterやLinkedinで繋がってください!
日々の働きかた、考え方にアクセントを加える発信を継続しています♪



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