見出し画像

静岡 山梨 一人旅レポ

10月16日、17日とお暇をいただいて単身で関東地方に旅行へ行っておりましたので「こんなお店あるよ!」なんて紹介とか「高速道路を3回も乗り降りしなくて済むコツ」を伝授したいと思います(個人的な内容が今回は濃いですが、ちゃんと真珠の話もありますのでブラウザバックしようとしないでください)。

16日は午前9時過ぎに家を出ました。ナビでの予想到着時刻は確かお昼の12時40分くらいだったと記憶しているのですが、沼津港深海博物館の近隣駐車場に車を停めて一息つく頃には13時を過ぎていました。why。

そう、なぜかといいますとわたくし、高速に乗って行ったにもかかわらず3回降りて3回乗っているからです。

ここで前置き(?)しておきますが、私は地図を読むのが得意ではありません。苦手です。地図を回して見てしまう人間です。どれだけ新しいところに地図を用いて訪れようとも進歩がないくらいには方向音痴なのです。

いつも外出時には主人や家族さんの後をテコテコついていくのがやっとくらいで、運転のナビならそこそこ迷わない自信もあったのですが今回で完全に「あぁ、自分って決定的な方向音痴だし他に意識が向いてると同時進行で並列化できない人間なんだな⭐︎」と理解しました(字面を見ているとネガティブに捉えられるかもしれませんが本人としましては、全くそんなつもりはありませんのでw)

3回のうち2回は久しぶりの1人の外出でテンションが上がりに上がってしまい、大声で歌っておりましたらいつの間にかナビをガン無視していた訳です。

今回の旅では主に米津玄師さん、宇多田ヒカルさんにお世話になりましたね。ハチさんの楽曲も好きです。

残り1回は沼津ICで降りてすぐのことですが、沼津市街地方面へ車を走らせたつもりがくるくると回っていつの間にやら降りてきた沼津ICに戻っていたんです。何を言っているか伝わりますか?私にもよくわかりません^^

ま、細かいことは置いておいて事故もせずに目的地にたどり着けているのですから万々歳です!!!

テレビでいつぞやか紹介されていた特集を見てからずーーーーっと行きたかった沼津港深海水族館。

画像1

入り口からして雰囲気がすごいのなんの。

画像2

ほぼメインで見たかった「メンダコ」さんはタイミングが合わず展示されていなかったですが、個人的にはこのショットもお気に入りです(私が写り込んでいるのはお気になさらず)。

画像3

画像4

巨大なシーラカンスの魚拓やチンアナゴさんも魅力的でした。他に予定がなければ半日くらいあの雰囲気に浸っていたかった・・・!

チンアナゴが地面から顔を出したり引っ込めたりしているだけなのに延々見ていられるくらい好きなんですよね。癒しでした。

画像5

画像6

あとこの「クマサカガイ」ってのが人目見た瞬間ただの置き物に見えてしまうくらいには面白くて。思わずパシャリしてしまいました。アコヤガイとか身に纏ってくれないかしら。

そしてそしてそうこうしているうちに、時刻はおやつの時間が近くなってきて「そろそろ何かお腹に入れないと死んでしまう・・・」と知人さんに教えていただいた喫茶店へと向かいました。

こちら「どんぐり」という喫茶店さんです。調べてみたところ、静岡新聞さんにも過去に取り上げられたことがあるようでしたので気になる方はコチラの記事をご覧ください。

画像7

(なぜ外観の写真を撮っていなかったのかと、この記事を書いている今後悔しております。)

この写真を見て「え、喫茶店?!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。パフェや軽食の種類が豊富な、れっきとした「喫茶店」さんです!

お店に到着し、入店すると右手にすぐ自動券売機が待ち構えています。

そこで好きなメニューを選択し、食券を購入して立ち尽くす私。店員さんが「お客様〜何名様ですか〜」とお声掛けしてくださることに慣れすぎていてどうしたらいいものかと手持ち無沙汰な様子でキョロキョロしてましたw

優しい大学生くらいの女性二人組が声をかけてくださって「席に座ればオーダーの仕方もわかりますよ〜^^」と教えてくれました。女神様ですかね。その折はありがとうございました。

席に座ると画像にあるような案内が書かれておりました。フムフム…なになに…と読み進めると、流れてくる桶に食券をホルダーに挟んで置けば店員さんが回収してくれてオーダーを用意してくださるという仕組みでした(しかも食後は食器などを桶に戻して退店するという、今の時代に合っている非接触型!スマート!)。

ひとりで盛り上がっているうちに私がオーダーした「梅きしめん」さんが水の流れに乗って桶とともに運ばれてくるではありませんか。

画像8

おいしそう・・・!!!

席にある「品川」というランプがつくと「もうすぐ料理いくで〜」の合図なのですが、桶には「品川」と書かれたカード?のようなものもわかりやすく判別できるように入っていました。

梅きしめんはとっても優しい味で、空腹の私の体に染み渡る美味しさでした!

沼津深海博物館の近くにある駐車場から歩いて「どんぐり」さんまで行こうとすると、およそ片道でトロトロ歩いても片道30分そこらかと思います♪

駐車場まで戻りがてら、商店街の中に面白そうなアンティークショップさんを見つけてはお邪魔して、たわいもない会話をさせていただいたりと…そしてそして、チェックインの時間が迫っていたので予定してたゲストハウスさんへと車を走らせました!

16日に泊めていただいたのはこちらのゲストハウスさんです^^

画像9

(やからなんでお宿の玄関写真を撮ってないんや…)

こちらは「泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂」さんです!

静岡駅から徒歩12分という好立地にあり、建物自体がレトロな雰囲気漂う素敵なゲストハウスさんです。一階は個人的に大好きな「純喫茶」でもあり、以前は珈琲舎・茜という37年間営業されていた「本物」の純喫茶さんの後地にお店を構えたそうです(ホームページをご覧いただければ過去の記事にどうやって「ヒトヤ堂」さんが生まれたかについての記載もありますよ♪)。

画像12

写真のイケイケな帽子は大好きなchaponさんで購入させていただきました。今月に開かれた年に一度のイベントにお邪魔させていただいたときにちゃっかり購入したかわい子ちゃんです。そのかわい子ちゃんと旅を共にしているのが「あこや真珠のピスタチオカラー」で制作したヤモリさん✨

最近、自分の中で「緑コーデ」が流行っているのでこんな格好で各地をうろうろとしておりました。

チェックインを済ますと、キャンペーン中とのことで「お茶っ葉」をなんと一袋もいただてしまいました!緑茶大好きなので嬉しかったです〜!!

キャンペーン概要は下記をご覧ください^^

(このキャンペーンを知ってから調べてみたら、私が宿泊したその日からキャンペンがスタートしていたみたいでした✨)

画像10

画像11

この記事を書いているのは19日(深夜)なのですが、主人が早速お茶を準備してくれました!入れるときにきちんとした正しいお茶の入れ方を調べてくれたそうなのですが、沸騰したお湯を使うわけではないのですね。一つ勉強になりました!

味はもちろん美味しかったです・・・!泊まれてラッキーなキャンペーンで茶葉までもらえて・・・最高ですね。そして、このお盆ですが何でできていると思いますか…?

ヒトヤ堂さんはTwitterも運営されており、現在お手伝いしていただける方を探しているみたいですので気になる方はリンク先へ飛んでみてください!

私は知らない土地に行って、調べたりもせず知らない街を歩いてふらっとBARや居酒屋さんに入っては現地の方や旅行客の人と話すのが好きなのでフラフラと歩いていたのですが…

Twitterを見てくださっているフォロワー様の中では合点がいくかと思いますが、私の確認ミスで「真珠くじ」の送料が本体代金に含まれていなかったという事件が発覚します。

「いやいや、フラフラと出歩いとる場合ちゃうやん」と、晩ご飯をコンビニで適当に買い、ゲストハウスさんに戻って仕事しながら軽く食事を済ませてその日は就寝となりました。

17日は朝からヒトヤ堂さんのモーニングをいただきました。朝目覚めてそのままご飯がいただけることの有り難さ・・・!

画像13

ピザトーストと生姜チャイをオーダーしましたが、寒い朝には最高の組み合わせですね。その日はなぜか朝から半袖で起床するという、風邪引くぞコースだったので身体の中から温まるようなアイテムで午前中は過ごしました。

最初の目的地は「山梨宝石博物館」さんです。Twitterで知ったのですが、私が行く前にテレビで紹介された影響もあるのか中々の人混みでした!

画像14

およそ50種の宝石を原石・ルース ・ジュエリーなどの製品加工を施してあるものとまとめて展示されているので二度美味しい!というより三度、四度美味しい!と終始興奮しっぱなしの私。

画像15

展示案内の奥まったところで人々を待ち受けるこちらの巨大水晶。一目見た時から、なんともいえない恐怖心を抱いていました。わたしがおよそ22人?分とかの質量なんですけど、展示されているここの箇所だけ雰囲気が違うんです。その日はえらく秋めいて朝から寒くなったなぁ、と感じる気候でしたがより一層寒さを感じましたね。

画像16

今思い出しながら記事を書いていてもなんか怖いですもん。まさか石を見て怖い」という感情を抱く日が来ようとは。

画像17

私の得意分野?でもある「真珠」の展示もありました!

こうやって見てもやはり良いですね。美しい。展示されているCH(チョーカー)らしきネックレスさんは6.5mm~7.5mmの間くらいですかね?もし関係者さんがご覧になっておられましたらこっそり教えてくれたりすると嬉しいです!

画像18

奥の真珠はめちゃくちゃ大きいですけど、母貝は何でしょうね・・・?

画像19

私が愛してやまない石は今のところ(石沼歴が浅いので)、パライバトルマリンとタンザナイトなのですが素敵でしたね・・・くださいそれ・・・

画像20

ついこの間足を運んだ「京都石ふしぎ発見展」でもタンザナイトの原石を見せていただいたんですけどね、主人が最近買った車3台買えるじゃーん⭐︎と正気を保つのに必死でした笑

まだまだご紹介したい写真は山ほどあるんですが、動画なども撮影しておりましたので過去にツイートしたものを載せておきますね。

(Twitterでは真珠のオーダーメイドをお受けしたり、お客様とのやり取りでは日本語を使いますがテンションが上がりすぎるとオタク丸出しになってしまうことがあります!)

そして、次のお目当ては「アンティーク茶房里庵」さんです!(リンクはfacebookページ)

雨がしとしと降る中、ひとりで運転して行きましたが街中から離れてちょっとした山道を進むと目的のお店さんが見えてきます。

画像22

もうお店の佇まいからして「絶対好きだ・・・!」と直感しましたね。

画像21

中に入ると、外の寒さとはうってかわってストーブの心地よい暖かさと美味しい喫茶メニューでウトウトしそうになります。

一階は「洋」、二階は「和」で構成されているというお話でした。

私がアンティークに惹かれるようになったのは家族さんの影響なのですけれど、新しく行く土地でどんな素敵なものに出会えるかという楽しみ方ができるようになったのは人生でいう「色」かもしれませんね。27年間しか生きてないくせに人生を語るのはどうなのかと言われると「どうなのでしょうね」としかお返事できませんがw

そして、里庵さんでも素敵なお品物との出会いがありました!

画像23

画像24

画像25

見つけた瞬間に手にとって「え・・・・ケシ(芥子)では・・・?」となりましたね。驚きすぎて一旦落ち着くためにロイヤルミルクティーとティラミスをいただくくらいには動転していました。

「ケシ」が何か知らない人のために補足しますと、「芥子 真珠」などで検索するとワードがヒットするかと思うのですがミキモト真珠島さんのホームページ をご覧になるとわかりやすかと思いましたので引用させていただきました。

この数の「ケシ」ひとつひとつに職人さんである誰かが穴を開け、ピアノ線ほど細い糸で一連一連整えていく様子を想像しただけで感動しました。

「偽物」か「本物」か、それが購入をためらう要因の一つではありましたが、今までにフェイクパールやイミテーションパールを幾度となく見てきているので少しばかり自信があったのと自分でも出すことのできる金額だったことから購入を決意し、自分の師でもある人に「本物だと思いますか」とお見せすることにしました。

答えは一瞬で、本物だということでした。フェイクパールで同じものを再現するのがまず無理なことや、連になっている1本が切れてしまえば再現することが不可能?であること(現在日本でケシの糸を通し変えることのできる職人さんが果たしているのかどうか・・・)を考慮しても本物であると。

経験からしか「自信」は付かないと自分は思っているのですが、少し自信に繋がる嬉しい出来事でしたのでこちらでも共有させていただきました。

これから日本にある、まだ私の知らないお店に足を運んだときにどんな「出会い」が待ち受けているのかと思うと胸がときめきますね〜!!!

と、これくらいで旅行に行った記事を終わりにしたいと思います。

次行くとしたら「北海道」か「沖縄」に行ってみたいですね。まだ両方が未踏の地なので!

それではまた次回、、、

千日紅

いいなと思ったら応援しよう!

千日紅
いただいたサポートはわたしのコーヒー代となります😋☕️