外野手革命!声を出さない勇気
今回は外野手の声かけに対する自分の意見を述べていきたいと思います
外野手をやったことのある方は一度は言われたことがあるのではないでしょうか
「ぶつかってもいいから捕れ!お見合いだけはするな!」
これが正しいのかどうかは別にして、お見合いが良くないという風潮はありますよね
阪神ファンの方にとってはいい記憶ではないかもしれませんが、俊介選手と中谷選手がぶつかってしまい、落球でサヨナラという試合がありました。その時も金本監督は記事のようなコメントを残しています。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/1669112.html
この意見に関しては色々な見解があると思いますが、お見合いをよしとしない風潮があるのは確かでしょう。
では、ここからが本題です
「どうすればお見合いのリスクを軽減できるのか」です
今から述べる方法には様々な課題はあるものの、個人的にはかなり有効ではないかと考えています。この方法に必要なのは
「声を出さない勇気」 です
と言っても、全員が声を出さないようにしてしまうと今まで以上に混乱を招いてしまうので、
ここで用いるのは
「センターのみ声を出す」
という方法です。
どういうことかを説明しましょう。
例えば打球が右(左)中間に飛んだと仮定します。
その場合はライト(レフト)は全く声を出しません。声を出すのはセンターのみです。センターは捕る場合のみ声を出します。捕らない場合は余計な声は極力出しません。
ではその場合ライト(レフト)はどのような対応を取れば良いのでしょうか。
答えは簡単です
センターの声が聞こえれば、カバーに回り、センターの声が聞こえなければ自分が捕りに行けばいいんです。これによって衝突するという可能性は消せないものの、お見合いの可能性は大きく軽減できるでしょう。
それに加えて、この方法にはもう一つメリットがあると考えています。
皆さん誰かと話している時に他の誰かが話しかけてきても気づかない事ってないですか?
これが従来のお互いが大きな声を出すという方法でも影響を及ぼしてるのではないかと思っています。自分が大きな声(オーライ・OKなど)を出すことによって相手の声が聞こえづらくなってしまってるのではないかと。確かにプロ野球では大きな歓声が上がりますし、聞こえづらいことが多々あるでしょう。しかし、自分が声を出さないという行為によってこれまで聞こえなかった相手の声が聞こえるということがシーズンに1度だけでもあるかもしれません。もしかしたらその1度によって自分の怪我を防ぐことができるかもしれないのです。
ほとんどのチームでは大きな声を出すのがルールとなっているでしょう。もちろん私もプレーしていた頃はそれが当然だと考えていましたし、疑うこともありませんでした。しかし、より良いプレーを心がけるならば、「声を出さない勇気」というのも必要になるのではないでしょうか
もちろんこの方法は完璧ではありません。「内野との間に飛んだフライはどうするんだ」・「衝突するリスクが上がってしまう」などという意見も当然その通りです。しかし、そのあたりは現状の方法でも起こる可能性があるリスクです。もし現状の方法で改善の兆しが見られないのならば、この方法も是非試してもらいたいです。観客の少ないリトル・シニアまでなら衝突・お見合いのリスクを軽減できるの ではないでしょうか。
私の知識不足でもうすでに導入しているチーム・似たようなことを行なっているチーム・同じ意見を述べているような方もいるかもしれません。その場合は「こいつイキってるけど意見被ってるやん」とでも思いながら嘲笑しておいてください。
おしまい。