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今日のコラム(中国経済減速の原因)


動画内で語られていること:


現在中国で金持ちというと、ほとんどが輸出で稼いだ製造業の社長ばかりである。
今の習近平政権ではいきなり元安になり実業家が困ったり(2015年人民元ショック)、2021年9月頃から 中国国内の大企業や高額所得者に寄付を強制する「第3次分配」が始まったりして、実業家や資本家に対する扱いが酷いので、彼らは資産を闇で外国に移したり 海外の事業に投資したりなど、海外に財産を移そうと奔走しており、国内工場の設備を新しくしたりなど、国内にあまり投資しない。
だから中国で作られる製品は魅力がないものが多く、海外産のものばかりが売れ、結果 中国の製造業工場で働いても収入が少なく、中国の工場では人手不足になっている。中国政府は焦って、「製造業の企業の技術革新・工場設備のメンテナンス・ロボットなど新しい設備の購入のための資金を援助する」や「製造業で働く労働者を対象に、アパートを格安で提供する」など、2023年夏頃から製造業優遇策を出しているが、これまで酷い扱いを受けてきた実業家・資本家は「優遇策で中国経済が良くなったら、また俺たちから搾取するつもりなんだろ」と全く政府を信用しておらず、結果 中国人実業家・資本家の海外逃亡や国内製造業の人手不足の波を止めることはできていない。

2015年人民元ショック:
2015年8月に中国政府が急に、人民元が弱くなるように為替レートのドルに対する交換比率を4.5%程度も引き下げ、元安にしたもの。輸出に有利な体制にして国内の景気を良くするのが目的だったが、そんな苦肉の策を行わなくてはいけないほど中国経済はやばいのかと考えられ、外資企業や外国からの投資マネー 合計6000億ドル(約90兆円)以上が中国市場から逃げ出し、中国の実業家に損害を与えた。

上の話が個人の人生に教える事:


中国政府が、経済に大きな影響を与える実業家・資本家に酷い扱いを続けてきたせいで、彼らの政府に対する不信感が強まり、結果 現在中国経済は減速している。ブロガーやインフルエンサーも、自分を持ち上げてくれているファンの人を大事にしないと、いずれ痛い目を見るのだ

動画URL:



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まあに(SSR)
その100円が、まあにのゼンマイを回す