整形外科専門医試験に関する重要情報まとめ
こんにちは!
整形外科専門医試験に向けて日々忙しい診療の合間で勉強をされていることと思います.
いよいよ試験期日が迫ってきており,皆さんのもとにも通知が来ていると思います.いちいちメールで見返すのも面倒だという先生の声をいただきましたので,せっかくなので重要事項をこちらでまとめましたので参考にされてください!
受験者の皆様の参考になれば幸いです.
【試験概要】
試験日程: 令和7(2025)年1月17日(金)
試験時間:
受付: 14:15–14:45(遅刻厳禁)
注意事項説明: 14:50–15:00
筆答試験: 15:00–17:00(出題数: 100問)
試験会場: 自宅または勤務先の最寄りのCBT会場
【持参物】
本人確認書類(以下のいずれか1点を必ず持参):
マイナンバーカード
運転免許証
パスポート
健康上の理由で持ち込みが必要なもの(該当者のみ):
持病の薬
予備の眼鏡
杖や車椅子(移動補助)
これらが必要な場合は事前にCBTサポートセンターに連絡が必要です.
【注意事項】
受付時間内に必ず到着すること:
14:45以降に到着した場合,受験資格を失います.
試験室内での持ち込み制限:
ポケットティッシュ(袋から出したもの)のみ持ち込み可能.
紙や筆記用具は試験室にありません.
不要物は事前にロッカーや指定場所に預けること.
試験の進行:
解答を終えた方は,アンケートに回答後,順次退出可能.
健康や不具合への対応:
試験当日に体調不良の場合は無理せず受験を見送ることが推奨されます.受験料は次回試験に充当可能です.(例年は追試験があるので無理せずそこで受験してくださいという文言がありましたが,ここが例年と大きく変化した部分になります!)
試験中にパソコンの不具合が発生した場合は、状況を確認の上で個別対応.
不正行為の禁止:
試験中の不正行為は厳しく取り締まられます.試験成績が無効となり,一定期間の受験資格停止処分を受ける場合があります.
メール確認の重要性:
学会が委託するCBT会社から試験会場予約に関するメールが送付されます.
ドメイン(@resv.jp、@etrisecbt.jp)の受信設定を確認し,迷惑メールにならないように準備してください.
【合否発表とその後】
合否結果:
2025年2月末頃に通知予定.
筆答試験問題と正答は,受験後にCBT会社より案内されます.
合格率の参考情報:
過去の合格率は平均90%以上.
予想にはなりますが第37回も同程度が見込まれます.
【受験者へのアドバイス】
試験当日は余裕を持って会場に到着しましょう.
注意事項や持参物の確認を前日までに行い,不足がないよう準備を整えてください.
健康状態が不安な場合は,事前にCBTサポートセンターや学会に相談しましょう.
例年と違い追試験が通達されていないことはどういう思惑があるのかまではわかりませんが,例年より少し厳しくなった印象を受けます.
私の先輩は,本試験では勉強が間に合っておらず仕方なく受験するもパソコンがシャットダウンしてしまい2週間後に行われた追試験でなんとか合格できたという先生もいました笑
追試験の存在は本試験を受験する先生方の心の防波堤になっていることは明白ですが,専門医機構があえてそこを「今回はなしね!」と明記している以上,追試験はないという前提のもと受験された方がいいでしょう.
合格率は変わらないことを祈るばかりですが,とはいえやるべきことは
これに尽きると思います.
みんなと同じこととはQ&Aや過去問3〜5年分の周回になりますので,先生方がやっている勉強法は間違っていません.
あと1ヶ月切っておりますが,私たちも少しでもお力になれればと思います.
過去問についてこの選択肢はなんで◯なんですか?
この問題はこういった理由で答えに辿り着かなくない?
など疑問点があればどしどしお寄せください.この専門医試験解説に関わっている複数の専門医でできる限りお答えしますので,ともに頑張っていきましょう!!