2020年都議会議員 補欠選挙の動向(大田区)(6/27追記)
選挙コンサルタントおかたかしです。巨大な都知事選挙よりも、都議会議員選挙に私は注目してしまいます。
東京都知事選挙の裏で
都議会議員 補欠選挙があります!
都議会に若干の欠員が出ていても、補欠選挙はしないのですが、長たる都知事の選挙がある際は、ついでに補欠選挙をします。
大田区・北区・日野市・北多摩三の4つの選挙区で補欠選挙がおこなわれます。
都知事選挙・都議会議員補欠選挙の投票日は7月5日
告示日は、都知事選挙6月18日、都議会議員補欠選挙6月26日
都議会で欠員が発生している理由は?
大田区は維新の会の議員が、参議院議員に鞍替え。
北区はあたらしい党の議員が、北区長選挙に出馬。(落選するも、維新の会から参議院議員に鞍替え)
日野市は、自民党議員が死去。
北多摩第3は、共産党議員が息子の性犯罪の責任をとり辞職。
都議会議員補欠選挙 大田区選挙区の情勢
大田区選挙区は、定数8で欠員1。
1議席をめぐる選挙です。
維新の会の柳ヶ瀬ひろふみ前都議(現・参議院議員)がぬけた後釜として、維新の会が新人・松田りゅうすけを擁立。とはいえ、1議席を確保できるほどの政党支持は無いので、2021年の都議選への前哨戦の位置づけ。柳ヶ瀬ひろふみ参議院議員の海城高校の同級生である小野泰輔・都知事候補と連動した賑々しい選挙戦が展開される。
自民党は、2017年都議選で次点で落選した元職・鈴木あきまさ。繰り上げ当選ということはないのですが、まさに補欠選挙。
現職がいない立憲民主党は総支部長・井戸まさえの松下政経塾の後輩・松木かりんを擁立。共産党ほか左派勢力が全面支援。
ほか無所属で原忠信という方(2019年大田区議会議員選挙246票で落選)がでるそうです。
立候補者の追記
6月24日に記者会見がありまして、ホリエモン新党 公認で(NHKから国民を守る党 推薦)小林隆弘が立候補表明。北区選挙区の新藤かなと同時のセッティングで、彼女ばかり目立ってました。維新の候補も、立憲民主の候補も同じかもしれません。わが大田区のタレント不足を嘆きます。
告示日になって、久田真理子という方が立候補されていました。都知事選への立候補記者会見をしていたそうです。
いつの間にか6名も立候補していた大田区の補欠選挙です。どこまでを”主要候補”と位置づけるかは読者の皆様におまかせします。
現職大田区長のスキャンダルは影響するか?
大田区職員による生活保護費横領事件がありました。
大田区長も対応が不十分で納得が得られていないと考えたのか、
2020年に入って、松原忠義区長も区長自身の給与をカットすることを決めました。
https://okatakashi.net/archives/6626
そんな松原忠義区長が支援するのは、自民党公認候補ですが、そうしたスキャンダルの影響はほとんど及ばないでしょう。
かといって、小池百合子知事のチカラを借りる候補者もおらず、局地戦となる大田区の都議会補欠選挙です。
2019年大田区長選挙との違いでわかる候補者のチカラ
そんなみつどもえの選挙で、思い起こされるのは、2019年大田区長選挙。
私も登場人物です。
自民・公明のベテラン、野党統一候補、そして若手無党派候補おかたかし
微妙に構図は違いますけど、2019年大田区長選挙の結果が今回の都議会補欠選挙のベースになるでしょう。
選挙の当落とは関係なく、今回の都議会補欠選挙の候補者が区長選挙の各属性の候補者のシェアとどう違うのかに注目です。
候補者のチカラが試されます。
2021年の都議選への前哨戦ですからね。
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