~死体が3時間以内に解決されないとロリになる世界にて~ 短めの生存報告。

~死体が3時間以内に解決されないとロリになる世界にて~
新人警官  「警部、やはり妙ですよ。検死の結果、死亡推定時刻は30分前から1時間のようです」
ベテラン警部「となるとこの死体は3時間を過ぎずにロリになってしまったわけか」
???   「デュフフフコポォッ!」
ベテラン警部「そ、その声は?!」
???   「ふあああああああん! 愛と変態の名探偵、魔法幼女しきたん登場そす!」
新人警官  「なんすか、こいつ。属性モリモリの変なの来ましたけど」
ベテラン警部「バカやろう! 口を慎め! この方はロリ界隈で高名なお方だぞ!」
新人警官  「……ロリ界隈……ですか?」
しきたん  「デュフフフ、困惑してるそす?」
新人警官  「よ、幼女のおままごとはいいから、はやく家に帰りなさい!」
探偵しきたん「……なら帰ってもいいそす? ぽれはもうこの死体のトリックがとけたそす」
ベテラン警部「ほ、本当に解けたので?」
探偵しきたん「もちろんそす」 
ベテラン警部、生唾を飲み込ながら
      「また迷推理をお聞かせいただいても?」
しきたん大仰に頷き、死体の周りを歩き始める。
      「死亡時刻はおよそ45分前そす」
新人警官  「警部もしかして死亡推定時刻を教えたので?」
ベテラン警部「いや、この方はさっき来たばっかだ。ホウキにまたがりながら走ってきた」
新人警官  (飛んでねぇのかよ! ただ掃除してるだけじゃねぇか!)
      「待ってください! という事は、見ただけで死亡時刻を当てた事に?」
ベテラン警部「ああ。そういうお方なんだ」
しきたん  「この死体は不自然に濡れてるそす」
新人警官  「ま、まさかっ! 氷を使った、死亡推定時刻ずらしのトリックですか?」
しきたん  「違うそす。これはぽれの舐めてた水飴そす」
新人警官  「関係ねぇのかよ! というか死体に水飴かけるなよ!」
ベテラン警部「おい!」
新人警官  「す、すいませんっ!」
しきたん  「結論を教えるそす」
みんな   「「ゴ……ゴクリンチョ!」」
しきたん  「この死体はズバリ……元からロリだったそす」
みんな   「「「な、なんだってー?!」」」
ベテラン警部「た、たしかにそれなら全ての辻褄が合うぞ!」
しきたん、ニヒルに笑いながら、さっそうと現場を去る。
新人警官  (うーん、この仕事やめようかなぁ。)
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どうも、愛と正義の魔法幼女しきたんそす!
久しぶりそす!
上の茶番が何かって? 今回はその話をしたいそす!
実は最近、下読みした作品にミステリー要素が気持ちいい散りばめられ方をしてて、ミステリーを書きたくなったそす。
たんもしとか不死探偵とかすいほろとか色んなミステリラノベあるし!

それでぽれもミステリラノベ書きたいなって思ったけど、なんと……まっったく書けなかったそす!
ミステリラノベで結果残せてる人ってみんなミステリへの並々ならぬ愛を持ってて、それがあるから書けてると思ったそす。
ぽれはというと、歩いてきたラノベがダンまちとかファンタジー系の成長物語そす。あとは泣きゲーが多かったそす。
なのでそっち方面で自分の好きや読者の求めているお約束要素を満たして書いていきたいなって考えたそす。
短めの生存報告だったけど、以上そす!

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