水曜日は「対面鑑定」・その25
【カラダ風水】
『やっぱり、風水はうっておこうか』
身のまわりの環境に意図的に働きかけることを、『風水をうつ』といいます。
ひとのカラダでは、「風水をうつ」と同じような働きかけに、『鍼をあてる、お灸をすえる』などがあります。
ひとのカラダには「経絡(けいらく)」という「気血の循環経路」があり、「ツボ」という働きかけ(鍼灸刺激)を受け入れる感受性の高いポイントがあります。
ひとのカラダを「おうち」にかえれば、「脈(みゃく)」という「経絡」と同じような「風水(ひとのカラダでは気血)の循環経路」が家屋にもあり、「働きかけ(風水をうつ)」に応じやすいポイントがあります。
ひとは天候の影響をうけながら、四季の移ろいに適ったカラダ作りを日々おこなっています。=「天の作用」
ひとは毎日の食事や人間関係から、栄養やストレスにかなったカラダ作りをおこなっています。=「人の作用」
そして、ひとは毎日過ごす住環境の住み心地で、カラダを癒し、憩うことで、毎日のカラダ作りをおこないます。=「地の作用」
「天・人・地」の「三才(さんさい)の作用」が、バランスをかなえることで、ひとは丈夫になり活気をたかめることができます。
とくに「カラダを癒し、ココロを憩わせる」住環境である「地の作用」は、自らコントロールしやすい作用の一つです。
「家屋の風水の脈(循環)」を調えるためにも、部屋の片づけや掃除は基本です。
江戸時代に書かれた「仙術(せんじゅつ:健康法)の書」である「養生訓(ようじょうくん)」にも、「身のまわりのちょっとしたことは、自分でカラダを使って始末をつけなさい」とかかれています。
なんでも便利だからと、道具や人を使わないで、「ちょっとしたこと」をこまごまカラダを動かすことで、カラダの活気が落ちないで済みます。
自らカラダを動かし部屋の掃除をして、「風水を調える」それだけのことで、カラダを調えることができるわけです。
部屋を片付けて、掃除をして、爽快感を得られることができれば、それは立派な「地の作用」。
居心地良い住環境をつねに作り出すためにも、まずは自分でできることから、身のまわりの居心地の好いコーディネートを、心がけたいですね。
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