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水曜日は「対面鑑定」・その3

『占うタイミング』

占いをする・しない、信じる・信じないということではなく、占いを求める人・必要とする人はどんな人・どんなときでしょうか?
「占う」タイミングは、実は日常生活ではあたりまえに存在します。

占うということが、「相談する」ということの特化したものと考えれば、わかりやすいでしょうか。
最近は、「相談する」相手がいないことが多いそうです。
・家族での悩みを身内に相談できない
・友人との悩みをほかの友人に相談できない
・仕事の悩みを職場のひとに相談できない

話や愚痴を聴いてもらうのは、家族での悩みは友人に、職場のでの悩みは家族に聴いてもらうなどした方が、秘密がまもられて都合は良いですね。
でも、相談となると「勝手」をしっている相手でないと、よいアドバイスや適った助言をもらうことはむずかしそうです。

※占いと聞いてピンとこない人は、自分の行動をいつもきちんと管理できて、立ち止まることなく行動できている人だと思います。あるいは、つねに行動を管理されている組織にいらっしゃるのかもしれません。


むかしむかし中国でのお話です。国を治めるとき、何か問題があったときに、問題の内容を理解してくれて適切なアドバイスをもとめるために、占い師という職業がありました。

・農作物の豊穣
・戦争の勝ち負け
・政治の政策
・川の治水工事(むかしの中国の大河はよく氾濫したそうです)
などなどの問題を暦や方位を調べたり、易をたてて対策・方針をひねり出していたのですね。このように政治に占い師が関わっていたころもありました。
※日本にも平安時代に「陰陽師(おんみょうじ)」という暦や星のうごきを見たり、呪術的な「おまじない」をするお仕事があったそうです。

何か困ったことがあったとき、相談事をもちかけても的確にアドバイスできる仕事として占いがあった、というお話です。


身近なことではピンときませんが、このように「国の治め方」のような大ごとをたとえ話にすると、占いのことがわかりやすくなります。

要するに、「戦略」にもちいるのが占い・易占であって、「行動する」ときにもちいるものではなく、「その準備」に役立てるものということです。
自信を持って行動できるための指針を打ち出せるのが、占い・易占の役目です。

『思いにフォーカスしているときが、占いどき』

新宿の道行く人たちの足並みを見ていると、足早に歩を進めている方々をたくさん見うけます。
みなさん、行動の目的が明確にあり、目的地へ向かって足を進めているのでしょうね。
こうした
・忙しい人
・目的に向かっている人
・行動している最中の人
・自分の身のまわりのことに関心のある人
を占うことはできません。

さきほどの「国治め」の話のように、易占は思いに対して次の行動の指針を提案するものだからです。
(行動の最中にある人や、身のまわりに関心のある人には「次の行動の指針」は必要ないですね。)

あれも・これもと忙しくしている人でも、ふと立ち止まることがあります。
「次、なにしよう・どうしよう?」と「次の自分の行動」に思いを馳せているのですね。そんな「ふと立ち止まる」ときが「占いのタイミング」です。


街中で対面鑑定をしていると、ふと易占をもとめて足を止めてくださる方々がいらっしゃいます。ご相談事の内容は様々ですが、共通しているのは「次の一歩の進め方」です。

現在の次の行動の指針、まよったときに対面鑑定web鑑定がお役にたてば幸いです。



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