2015冬至その2_6

水曜日は「対面鑑定」・その20

『仕分けのススメ』

現代人の人生は雑多な物事の渦に巻き込まれながら過ぎていきます。
ぼくには、そんな風に見えます。

子どもの時から時間やスケジュールに追われて過ごし、就学すればさまざまな取り決め・ルールの中に身を置いて過ごし、こうであらねばならない、という価値観を植え付けられている。

大人になってからも、あたりまえに詰め込まれるスケジュールやルールの中で過ごしているようです。
なにかおかしい、と思いつく間もないまま。

子どもの時からやらなくちゃいけないことが多くて、忙しさに翻弄されるうち、1日、1月、1年があっという間に過ぎ去っていきます。


いそがしい人は、忙しさを周りの人にも求めがちです。
自分ばかりが常に大事件にとりくんでいるから、まわりの人の手を借りたくなったり、八つ当たりしてみたり。


「無為(むい)」って言葉、知っていますか?
「ナスコトナカレ」。
何もするなってことじゃなく、余計なことをするなってこと。
ついつい身のまわりの雑多なことに手を出して、本当にやらなければいけないことが後回しになってしまいます。

本当にやらなければいけないことは、ほおっておくと、どんどん大ごとになっていきます。

「無為・ナスコトナカレ」

いそがしいふりをして、本当にやらなければいけないことから、目をそらしていませんか?

雑多なことにがんじがらめにされているココロとカラダでは、フットワークよく取り組むことができないし、そもそも本当に大事なことを見落としてしまいます。

本当にやらなければいけないことは、最初から大ごとではありません。
大ごとになる兆しは、よくよく眺めていれば「大ごとの芽」として、あれれ?と違和感を持つことができます。

「大ごとの芽」を摘んで過ごすことができたら、もっとココロが楽に過ごせるんじゃないかと。さてさて、いかがでしょ。

毎週水曜日は、新宿三丁目 金曜日は高円寺 にて、対面鑑定やってます。

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