水曜日は「対面鑑定」・その5
『鑑定結果の伝え方』
易占は当たるも八卦、当たらぬも八卦なんていわれることもあります。
占いに求められるのは「的中率」です。
そして、的中率と同時に対策も提案できるのが易占です。
「鑑定結果にもとめられるもの」
物をなくしたり、吉か凶かなどの判断をもとめられた時は、鑑定結果をそのままお伝えすれば、適います。
ただ、鑑定結果だけを伝えるだけでは不十分なことがしばしばあります。
鑑定のご依頼をいただくときは、たいてい「うまくいっていないとき」が多いです。
「都合のよくない鑑定結果」を伝えるだけでは、何の解決にもなりません。
そのため、「どのように行動すればよいか」という指針を提案するところまで、鑑定で導き出していく必要があります。
「鑑定結果の伝え方:できることを伝える」
必要なのは「結論」→「つぎの行動の指針」です。そして、どのように行動までこぎつけるかのアドバイスです。
たとえば、
「結論」:食べすぎで太る
「つぎの行動の指針」:食べすぎをやめる
という論理ができますが、これだけで行動できるかというと、具体的な方法がさだまっていません。
そのためには、「結論」にいたる「原因」まで掘り下げる必要があります。
原因がストレスにあれば、ストレスの解消法やストレスをためないすごし方などまで掘り下げて、具体的で行動可能な方法を導き出すまで掘り下げます。
原因が運動不足であれば、どのような運動がカラダに適うか、また、方法は運動だけなのかなどまで、可能性を広げて探ります。
本来あるべき暮らし・生き方をコーディネートする「仙人術=健康法・ダイエット」は、このようにしてもとめる「結論」にいたるように「原因」を掘り下げて、「現在の行動」を工夫します。
易占鑑定は「具体的で可能な範囲での行動指針」を導き出すのが仕事ですから、ひとつの結論が出ても多彩な行動のアドバイスを展開します。
「地に足のついた鑑定結果」
易占はもともと戦争などの勝負ごとにももちいられていました。そのため、具体的な行動の指針や方法まで導き出すことができます。
劣勢な戦をどのようにして被害を最小限にするかなど、悪い結果をできるだけちいさく押さえるような方法をさぐるわけですね。
良い結果であっても、悪い結果であっても、どう行動するか、ということで、結果が出た後の人生はかわります。
結果の先にある未来まで視野に入れて、地に足のついた行動のアドバイスを易占鑑定ではお伝えしています。
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