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水曜日は「対面鑑定」・その1

「占い」というとどんなイメージがありますか?
ぼくのやっている「占い」は「易占(えきせん)」という占い方です。
最近、タロットカードをつかったカード占いもはじめました。

「占い」。

イメージだけでは「不思議なもの」に感じるかもしれません。
ぼくも元々そんなイメージをもっていました。

そんな「不思議なもの」に感じていた「占い」を「不思議じゃないもの」に変えてくれたのが「東洋医学」の存在でした。

「東洋医学」は患者さんの顔や手を見たり、お腹や脈に触れることでカラダの状態を知ります。
手相術では手の形やしわを見ることで、どのように過ごしてきたかを見て、その後の運勢を知ります。
易をたてるときも、どのように経過してきて、どのように変わっていくかを八卦という「兆し」をとおして見ていきます。

そんな共通点のある東洋医学と易の考え方を、20年来研究し続けています。

昨年、ひょんなご縁からはじめて公で易占を披露しました。結果は高評価をいただき、易占を求める方がたくさんいらっしゃることを実感しました。

その後、イベントや催し物に易占ブースの出店のお声掛けなどをいただき、杉並区を中心にあちらこちらで、易占をやらせていただいていました。

継続して易占鑑定をうけたいというご要望もあり、今年の10月からマリフォーチュン新宿三丁目店にて、毎週水曜日に鑑定家として座らせていただくことになりました。

マリフォーチュンは30年ほどの歴史があるそうですが、新宿三丁目の店舗は始まってからまだ3年ほどだそうです。こじんまりしたスペースは、易占鑑定をするには十分な広さ。まだ新しい分、室内がきれいで居心地がよいです。

鍼灸臨床では手を当てていきながら、身体の状態や変化をみていきます。状態や見立てに従い鍼やお灸などの術を施していきます。そのたびごとに変化をみて、次に施す鍼やお灸のツボの用い方をかえていきます。

易占の対面鑑定では、事前に質問内容をうかがい八卦をたてます。質問内容が八卦にどのように反映されているかの状態と変化を照らし合わせます。そのうえで、質問内容にお答えする「ことば」をえらびます。

鍼灸臨床では患者さんの体質やコンディション、感受性により技術を微妙に加減しながら術をほどこしていきます。
易占では、どのようなことばが質問内容の答え方に適切かをえらびます。質問内容の奥にある「本当に聴きだしたいこと」までいきとどいた「ことば」をえらびだすことで、易占に訪れられた方の悩みを解決することができます。

易は時間の経過と変化をみとおす手段です。
今までたどってきた経過を質問のときに伺い、八卦に形としてあらわします。
質問内容が八卦のどこを示しているかを知り、その後、どのように変化していくのかをみとおすことで、はっきりした答えをみちびきだします。

東洋医学の診断も、そもそも易のこうした「答えの導き出し方」がもとにあります。

日常の迷路に入り込み、自分がどこを経過してどのように変化していくか、道に迷ってしまったときには、易占を訪ねてみてください。
水曜日の対面鑑定が、お役にたてる答えを導き出せる場所になれたらとおもいます。

                 易占家 仙亀

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