水曜日は「対面鑑定」・その24
『「旬のものを食べると運気があがる」って、どうじゃろ?』
風水では、旬のものを食べるとその時期のエネルギーを取りこむことができるので、天の運行を味方につけることができるという考えもあります。
さてさて。
東洋医学をベースに「カラダ風水」を考えてみた時、
「旬の食材」を「食べこなせるカラダの支度」ができているかどうかに、注目します。
【旬のおとずれのズレ、がある場合】
気候変動が著しいと、じつはお野菜などの生育が季節にかなわないこともあります。
どういうことかというと、雨風や強い陽射しや乾燥にあうと、生き物であるお野菜は「がんばって生き残ろう」とします。
結果、美味しいお野菜や元気なお野菜になります(そうでないお野菜は、弱って淘汰されてしまいますからね)。
出荷された元気な丈夫なおいしいお野菜は「精がつよい」です。
気候変動激しい中で、へとへとになっているひとのカラダは、はたして「頑丈な精力旺盛なお野菜」を食べこなせるでしょうか。
そんなわけで、穏やかな季節の移ろいを経ていない、ドラマチックな環境で育った食材をいただくときには、それなりのカラダの支度を調えておいた方がよかったりします。
※じつは、そんなお野菜をいただくときには、カラダの風水にかなうように「食材の調理・料理をする」のが、風水術の知恵だったりします。
=これを仙術(健康法)のなかの食養生術といったりします。
【旬についていけないカラダのズレ、がある場合】
四季の移ろいはさまざまな気候変動のブレはありますが、おおむね春夏秋冬の順番で循環しています。
カラダもその大きな循環にかなうように、体調の変化が日夜体内で調整されています。
それでも、忙しい現代社会では、昼夜を「とっちがえた」生活リズムですごしていたり、カラダにムリをかけたり精神的なストレスで、身のまわりの変化を感じることのできない人もいます。
あるいは、エアコンの過剰な利用で、やはり季節感をかんじることなく毎日を過ごす人たちもいます。
世の中はすでに夏なのに、カラダの中の支度が進まずいまだに「冬のカラダ」なんてひとは、じつは街中でずいぶん見かけます。
季節外れのカラダの人に、旬の食材をたべてもらうと、カラダにかなわないことはしばしばあります。
「ことしは、この食材に頻繁に食あたりする」なんていうのは、食材よりもカラダの支度に原因があることがあるかもしれませんね。
「カラダ風水」のことを考えると、旬の食材には「食べ方の工夫」も考慮して、「旬を楽しむ」必要がありそうです。
上手な飲食の工夫をくわえることで、丈夫なカラダが備わると、いよいよ「運気もたかまり」そうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?