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『雑踏では、アイディア創出』

街中をボーっと歩いているときや、カフェで人の話し声をなんとなく聞いている時、意外といろんな「いい思いつき」があります。

ひとりでいろいろ考えこんでいても、「つまらない」思いつきしか出てこない。

陳腐。

視界に動きがあったり、耳にノイズが飛び込んできたり、自らフラフラと歩きまわっている時、じつは「考えこむ」ということができない。

脳みそは、暇が嫌だから、ボーっとしている時、いろんなことを、勝手に考え始めるみたい。

その「勝手な考え」は、きっと、とっても自由。

そんな「勝手な考え」が「自由」を楽しむときに、いろんな気づきやアイディアが思いつくのだろうねぇ。


そもそも、脳みそは、暇だと、「無いものを作りだしちゃう力」があるのだとか。

白い壁をじーっと見ていると、何も描かれていないはずなのに、なにかを作りだして、見えるような錯覚をおこしたり。

静かな場所にいるとき、耳鳴りや「空耳」を聞かせたり。

そんな脳みそが、働きをもてあましちゃう時間を作ることと、雑多な情報が飛び込んでくる環境にたたずむことこそ、アイディア創出の良い機会。


ただ、そんな「いい思いつき」を、良く考えてまとめ上げるには、ひとり静かに過ごす時間は、やっぱり必要。

自分の過ごす空間を、上手に演出して、どう過ごすとよいのか、そんなことを知ることで、ある種の作業は、とっても効率的になるなぁって、朝の家事が終わった後の、ひとりでコーヒーを飲むゆとりの時間に、ボーっとしてたら思いついちゃったのだとさ。

ぼくだけの思いつき。

そんなわけで、記録しておこうかと。

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