2016立春その1_1

水曜日は「対面鑑定」・その14

『肩書きのありがたさ』

対面鑑定をするに当たり、たびたび「一身上の辛い話」をうかがうことがあります。

「う~んっ」とうなってしまうようなお話。

「易占家」という肩書きがあることで、自分の使命を忘れずに「やるべきことをやる」ことができます。
肩書を外したノーマルな状態では、やはりご相談には乗りづらい。

これは相手の方も一緒だと思います。
フツーのおっさんに、悩み相談をするなんて、フツーに抵抗があると思います。
知り合いであっても、悩みをよその男性に相談するなんて、ちょっと考えられません。
仲がよいと、これまた相談ではなく、愚痴になったり、話が飛んだりと、結局解決の糸口までたどりつけません。

「易占家」のところへ足をわざわざ運んで、目的を果たす。

「とき」と「ばしょ」と「肩書き」がそろうと、話はスムーズ。

また、「肩書き」があるからこそ、プロとして期待もされ、期待通りでないとクレームをいただくこともあります。
期待が大きければ大きいほど「こんなはずじゃない」というのは、納得です。

出来る限りのことは、できる限り力を発揮する必要はありますが、出来ないことは、やはりできないと「見限る」のも、誠意です。
「ムリ」をすれば、のちのち迷惑をかけることにもなるから、「肩書き」の範疇を超えることはできません。
ただ、「肩書きの範疇」なのに「力不足」な部分は、どんどん補っていく必要があります。

期待を裏切る時、力不足を感じれば、「力」をおぎなうチャンスかと。
「肩書き通り」の力を身につけるには、まずはたくさんの経験が必要です。


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