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水曜日は「対面鑑定」・その6

『天気予報と占いと』

占いの鑑定の組み立て方と、天気予報の見立て方はよく似ています。

占いには「五術」というものがあります。
・「命」術:うまれもった運命をみる
・「相」術:現在までの運気・運勢をみる
・「卜」術:現状やこれからの予測を見る
・「仙」術:自分にかなったくらし方をみる
・「医」術:身の内のトラブルを具体的に回避

このなかで、天気予報の天気図は「命」術と一致します。
天気のうつろいを可視化しているわけですね。

命術には、西洋占星術、九星気学、四微斗数、四柱推命などがあげられます。
うまれもった「定め・宿命」をみるのは、さだまった四季の移ろいや自分の身のまわりの天気・天候の変化をおおきくみるようなものです。

相術は天気図にうつる日本地図を見るのと一致しています。
北海道はさむい、沖縄はあつい。北陸は大雪で、関東は空っ風。
地理・地形でおなじ気象の影響を受けていても、天気のようすが場所で異なります。
同じ生年月日で生まれても、もっている「相」で身のまわりの「宿命」の影響がかわります。

卜術は、その日の天気でどのように過ごすかの指針をたてます。
天気予報をテレビやインターネットでチェックするのと、目的は一緒ですね。
「雨降りだから、傘を持って出かける」のか、「家で留守番」なのか、行動の指針をきめるわけですね。


何が起こっているのかを「命術」で知り、何ができるかを「相術」で知り、どうしようかとプランするのが「卜術」の役割です。

易占やタロット占いは「卜術」に分類されます。
行動の指針をどう立てるか。朝の天気予報を見ながらどうしようか考えるのと、感覚的には一緒です。
そんな気楽な気分で、占いを役立てたらよいのだと日々思っています。


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