水曜日は「対面鑑定」・その8
『オンラインコミュニケーションによる鑑定は、たぶんやらない』
対面鑑定は、もっとも効果的に鑑定結果を伝えることができます。
言葉や語句のニュアンスを、五感を使って伝えることができるからです。
声のトーンや話のリズム、語彙の強弱のつけ方や、呼吸や間のとり方などは、口伝や秘伝といわれるもののように、文字で表記することができません。
(楽譜などには、こうしな音楽の表現力のようなものの表記があるから、驚異的だと感じます。ひとの伝えようとする力はすさまじい。)
ぼくは、対面鑑定のほかに、メール機能を使ったweb鑑定をします。
すべて文字・文章による表現で鑑定書を作成します。
対面鑑定であれば、ものの15分もあれば伝えきれてしまう内容でも、伝える相手の方に誤解や不愉快があってはいけないなと、注意を払いながら鑑定書をつくります。
文章には文章の良さがあります。
あとで振り返る時、読み直すことで確認ができます。
読み心地の良い文章であれば、読み直すことで理解がさらに深まります。
感動に残る文章であれば、読み直すごとにココロに力がわいてきます。
文章による鑑定書を作るのも、じつは好きな鑑定方法です。
鑑定書をお送りした方から、お返事がある時、感謝や反省の気持ちがふかまります。
いつも、やっていてよかった、という結果につながればと思います。
ときおり、オンラインネットワークでの対面鑑定や、チャット機能での鑑定の提案をいただくのですが、じっくり考える時間もないチャットや、五感を駆使し尽くすことのできないskypeなどの鑑定は、便利だけれども、もしかしたら誤解や惰性につながるのではないかと、いまだに懸念もあり足を踏み入れていません。
対面鑑定は、空間をふくめて鑑定があるように思えます。
文章による鑑定も、文章の中の世界に鑑定があるよう思えます。
文章の想像の世界や対面による対話の世界は、人の脳をナチュラルに刺激して、鑑定結果を味わい深く・ながく活かしていただける手段なのではないかなぁと、思案中。
追記:
純粋に易占の鑑定結果だけお伝えするには、感情や感覚のやり取り無くても可能です。なにも問題なし。
ただ、鑑定結果が心に負担がかかることもあるので、そのフォローは必要だと思います。
でも、易占でのこうした対処は、同情やいたわりではなく、代替案であったり危機や不都合の用い方・すごし方にあるのではないかなぁと。
ココロのカウンセリングには、対面鑑定や文書は適うのかなと思います。ただ、ビジネスや転職、企業などのコンサルタントとしての易占の活用は、skypeなどでやり取りで来たら、スピーディな対処ができて良いのだろうなぁと思います。
このあたりの「どのように活用するか」で、オンラインコミュニケーションの善し悪し・都合不都合がわかれますね。
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