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水曜日は「対面鑑定」・その10

『易占鑑定は地図の読み解き』

よく「易(占い)」は「羅針盤」にたとえられます。
ぼくは海図を片手に羅針盤を読むなんてことをしたことはありません。
でも、街中で地図を広げて方位磁石を観る、なんてことはしたことがあります。

・自分がいるであろう場所の検討をつける
地図を見るときに、現在位置をみつけます。
この現在位置をちゃんと見つけることができないと、地図を活用することができません。
また、「適った地図」を準備することも必要です。
海外旅行へ行くのであれば、世界地図。
地方へ出かけるのであれば、日本地図。
商店街を散策するのであれば、商店街マップ。

こうした地図を見る作業は、易占鑑定のときにおこなう「筮前の審事」と似ています。
「筮前の審事」とは、易をたてる目的を明確にすることです。
現在どのような状況でこれからどこへ向かっていくのか。
現在位置と目的地を地図で見つけて、今自分がどっちへ向いているかをコンパスで確認します。

このコンパス=方位磁針が、「易をたてる=立筮」です。
現在どのような状況にあり今後どうなるか(筮前の審事)を見れば、「コンパス=易の結果」は「前=なりゆき」を示します。

現在どのような状況にあり今後どうしたいか(筮前の審事)をみれば、「コンパス=易の結果」は「ズレ=アドバイス」を示します。

「コンパスのズレ」と「目的地=どうしたいか・どうありたいか」を眺めあわせれば、「目的までの道がつながって」いれば、地図にしたがって「現在位置」からの移動手段がみつかります。

易占家は、こうした地図を明確にして、現在位置=現状をつまびらかにすることで、精度の高い鑑定結果を導き出します。


・「水曜日は対面鑑定@マリフォーチュン
HP


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