共同書店編境
千住仲町にある共同書店
千住ほんちょう商店街を抜けて、足立市場へと向かう道中にその書店はあります。
名前は「共同書店編境」
ここは本を置きたい方が棚を借りて、自身の好きな本を並べます。ある人は足立区に特化した棚、ある人は自身が志していた学問の棚、またア行の作家しか並べていない棚があります。
個性的な棚主たち
それだけではありません。本を置いているのはもちろんのこと、中でも自分が読み終わった本だけでなく、自分で書いた、編集した本。また、自身で作った曲、木を掘って作った作品、トランプ…
では、誰がここのお店を開けているのでしょうか。
それは、ここの棚主の皆さんで開けています。店番に入る人によってお店の雰囲気やお店のPR、並べる商品が増える等棚主の個性が出る。それが ここの魅力です。
ここは現在も棚主募集中です。
ちょっと不思議なイベント
共同書店編境では毎月実施しているイベントと不定期で行われるイベントがあります。イベントの実施も棚主主体で行われます。
毎月実施しているイベントに「ブックフェア」があります。毎月下旬に実施される「棚主会」(棚主が集まって編境の運営に関する話等を決める場)で今月のフェアの内容を決めます。
最近は毎月第2日曜日の夜7時から9時まで、和歌山からキャリーケース一杯に詰めてきた千住浪漫シティのメンバーが野菜を販売しています。
過去にはこんなイベントも
他にも読書会や本屋さんでの飲み会等様々なイベントを実施しています。
おわりに
最後に編境の棚主さんがここの本屋の様子をまとめてくれた一節を紹介します。
「まちの喧騒から外れた辺境の地。その店は賑やかな商店街を抜けた先、小さな公園の前にある」
「無秩序に寄せ集められたように見えるが、不思議と違和感がない」