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カナダ留学準備①Study Permit(学生ビザ)の取得

自分が渡航準備を進める上で、個人の経験談がケーススタディとしてとても有用だと感じたので自分の事例も記録しておきます。どなたかのお役に立てば幸いです。


1.前提条件

個別に事情が違うと申請書類等も変わるため、一応、私の場合の前提条件を記載しておきます。

・情報は2022年11月〜2023年6月時点のもの
・2023年6月下旬にカナダ渡航予定
・私と娘どちらもStudy Permitを申請
・私自身は40代、シングルマザー、未婚、
 2023年9月から1年間語学学校に通学予定
・娘は中学生で現地校に入学予定
・申請は公認移民コンサルタントに依頼

2.申請の流れ

時系列での申請の流れは以下の通り。

2022年11月
 ・移民コンサルタントに問い合わせ
2022年12月
 ・初回コンサルテーション
 ・申請用書類収集開始
2023年1月 
 ・語学学校の申込完了
 ・コンサルタント契約締結
2023年2月
 ・カナダ移民局へオンライン申請(代理申請)
 ・申請翌日に申請受理&バイオメトリクスの
 リクエストレター発行
 ・VFS Global(東京)にバイオメトリクス
     (個人識別情報)登録の予約
2023年3月
 ・VFS Global(東京)でバイオメトリクス登録
 ・3日後バイオメトリクス&申請受理レター発行
 ・翌日、Study Permitの承認レター発行
2023年6月
 ・カナダ入国時にイミグレーションで
     Study Permit発行

3.申請書類リスト


人によって必要書類は異なります。
ただ、大抵発行に時間が掛かる上に、翻訳が必要になる場合が多いので、何が必要か早めに調べておくのが良いです。また英文で出して貰えるものははじめから英文でもらうと楽です。

①Letter of Acceptance
    -入学予定の学校からの入学許可書
    -私の場合は入学予定の語学学校のもの
 -娘の分は不要

②パスポートのコピー
 -顔写真のページ
    -出入国スタンプや書き込みのあるページ全て
    -私と娘の二人分

③Marriage Certificate(婚姻歴の証明書)
 -戸籍謄本の公証付翻訳証明書付き翻訳書類
 -私の場合は未婚のため、弁護士による
     単独親権の宣誓供述書の公証付翻訳書類も
     用意(ハーグ条約違反でない説明も兼ねて)

④Proof of financial support(資金証明)
 -銀行口座の残高証明
 -家族2人12か月間滞在でC$14,000以上
     (学費除く)

⑤Letter of explanation
    -申請者からの補足説明書
    -なぜカナダで学びたいのか、などを記載。

⑥顔写真
 -私と娘のどちらも必要
 -詳細下記
https://www.canada.ca/content/dam/ircc/migration/ircc/english/pdf/photospecs-e.pdf

⑦IMM5476フォーム
   -申請代理人を指名する書類

4.申請にかかった費用


 申請していた頃は、1カナダドル=97円くらいだったので、総額で約29万円かかった感じです。

・IRCC申請料 C$300(2人分)
・バイオメトリクス登録料 C$85
・代理申請料 約C$1,000
・戸籍謄本の翻訳料 23,000円
・単独親権宣誓供述書の公証費用 34,000円
・弁護士依頼料(書類作成費) 約100,000円

5.さいごに

以上、あくまでも私の個別事例のご紹介でしたが、宜しければご参照ください。

ちなみに最終的にカナダ入国時のイミグレーションで私の分のStudy Permitは無事発行されましたが、娘の分は間違ってVisitor Recordが発行されてしまいました。その場で発行してくれたOfficerに言えば直してくれるそうなのですが、私はまったく気づかずイミグレーションを出てしまいました…。

イミグレーションを出てしまうと修正に再度申請料と手続きが必要になってしまうとのことで、皆さんもお気をつけ下さいませ…。なお、娘の場合はとりあえずVisitor Recordでも現状大きな問題はないとのことで一旦そのままにしています。

カナダのStudy Permitの最新情報はIRCCのサイト↓をご確認ください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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