今からでも楽しめる大手VtuberのAPEX配信

Vtuberオタクのみなさんこんにちは。
2021年はにじさんじホロライブとも躍進と言える伸びをみせ、みなさん大変に喜んでおられることと思います。
そんなみなさんが嫌いなアルファベット4文字と言えば、”APEX”ですね。
これまではAPEX配信だけを見ない、あるいはAPEXを配信する配信者ごと見ないという選択で乗り越えることができたわけですが、ここにきて状況が変わってきたように思います。
そこでこの記事ではAPEX配信の現状を整理した後、今後APEX配信が伸びてきたときにどう付き合っていけばよいかということについて考えていきたいと思います。

■APEX配信の特徴

まずはじめにAPEX配信の特徴を整理しておきたいと思います。
ここでは簡単のためAPEXと呼んでいますが、言及のターゲットにはVALORANT等のFPSを全般的に含みます。

・APEX配信の問題点

①配信が長時間に渡る。
 APEXは1試合が20分程度かかるため、配信が長時間になりやすいです。
 例えば百鬼あやめさんの2021年のアーカイブのうち、配信時間が長い配信1位~3位がAPEXでした。(4位は3周年配信のスパチャ読み+雑談)。
 信者としてアーカイブを全部追っていこうと思っても、6時間超えのアーカイブを連発されてはなかなか厳しいものがあります。

②無言の時間がある。
 APEXは緊迫した場面での予断を許さない撃ち合い等、集中力を必要とする場面が高頻度で発生します。その場面では流石に雑談に脳のリソースを割いているわけにもいかず、無言の時間が発生してしまうこともしばしば。
 この点が同じ長時間配信であっても雑談で間をつなぐことが多いARKやマイクラとの大きな違いとなっています。

③普段絡まない男性ストリーマーとコラボする。
 APEXが無かったら絶対一緒に配信しなかっただろっていう相手とコラボすることがよくあります。彼らは日頃からAPEX配信をやっているので、APEXの時だけコラボするわけですが、箱外なので関係性が薄く、共通の話題もAPEXに関することになるので、話題が深まりづらいです。

④コメント欄が荒れる。
 配信者がゲームを上手くプレイできていないとき、視聴者はもどかしい気持ちになりがちですが、APEXは特にその傾向が強いようです。またプレイしている年齢層が比較的低いということもあり、コメント欄に指示を打たれたり煽られたりという頻度が高くなります。それによりコメント欄の治安悪化を招くことが多々あります。

・APEX配信の良い点

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■ここ最近のAPEX配信

・にじさんじホロライブのAPEX配信

 2022年1月16日~22日の配信を調べました。にじホロともにJPで、
APEXまたはVALORANTを配信した方は、にじ25人ホロ3人の総勢28名[文末に一覧記載]でした。一時期APEX配信が下火になっていたことを考えるとかなり多い印象を受けます。
 その中でも象徴的だと思うのは、にじさんじVALORANTフルパ配信(りりむ+夕陽+ほんひま+ヒスピ+長尾)と、鷹嶺ルイのAPEX配信です。
 にじさんじ内で5人パーティーを組んでゲームに挑むというのは、箱内での関係性から伸びてきたにじさんじの再興を思わせますし、ホロライブの新人がFPSをやるというのは全く新しい風を感じます。

ラプ様もAPEX見ない人を置き去りにする勢いで気合い入ってます。

・ぶいすぽっ!

 にじさんじホロライブでAPEX流行の兆しがあるのには、2021年最も伸びた箱と言われるぶいすぽっ!の影響が少なからずあると思います。
  ぶいすぽっ!は、14人が所属しているVtuber事務所であり、その総登録者数は774inc.に次ぐ国内4位となっています。そのメンバーの全員がFPSに強く、毎日のようにAPEX等で箱内コラボが行われています。
 箱内で配信時間が最も少ない小雀ととさんの2021年の総配信時間は376時間、最も多い橘ひなのさんの2021年総配信時間は1234時間と、圧倒的な配信量も特徴の一つです。
 APEX配信は無言の時間があることは上記の通りですが、そのAPEX配信を関係性のある箱内コラボ長時間やることによって、面白い掛け合い、いわゆる撮れ高を安定的に確保できたことがぶいすぽっ!躍進の大きな原動力となりました。
 また箱外の男性ストリーマーとコラボすることも大きな特徴です。にじさんじやホロライブがそのアイドル性ゆえあまりリーチできていない所へ関わっていけるというのは大きいです。

■APEX配信の楽しみ方

 ずばり、切り抜きだけ見ること、です。

 たとえ激単推しの配信だったとしても、長時間に渡るAPEX配信を全部観るなどという愚を犯してはいけません。切り抜き文化が成熟した現在の大手Vtuber業界では、長時間の配信でも、切り抜き師たちが目を皿のようにして撮れ高を切り抜いてくれます。面白かった場面を見逃す可能性はほぼ皆無なのです。

 ちなみにAPEX配信の切り抜きは、APEXが全く分からなくても楽しめるようになっているので安心してください。(切り抜き側もAPEXが分からない人にも楽しんでもらえるように工夫するため)

 拙作ですが、過去ノートに面白い切り抜きを集めた記事があるので、よければ参考にしてください。

■さいごに

 そんな時代の潮流とは関係なく、APEX配信で"上手さ"を武器に真正面からソロで戦う、湊あくあさん。強すぎます。



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