ヒガシの集大成!また会おうね
東山紀之さんの最後の舞台、チョコレートドーナツを観劇してきました。
すごく久しぶりのヒガシ(そう呼ばせて下さい)の舞台に、行く直前までは飄々としていたのですが、パルコ劇場に到着したらじわじわと感情が揺さぶられました。
私が中学校時代からファンだった少年隊のヒガシの舞台。
2020年にこの「チョコレートドーナツ」のチケットを取っていたけれど、結局コロナで見られなかった舞台。
生のヒガシに会うのは、少年隊が23年間続けたPLAYZONE以来の15年ぶり。
20年近く通った青山劇場はもうないんだな。
私はやっぱり劇場が好きだな。それは少年隊の影響だな。
テレビよりやっぱり生がいいな。
私の職業選択や職業観に相当大きな影響を受けたな。
いつかは一緒に仕事してみたいと思って働いていたな。
拍手やため息が得られるような仕事って素晴らしい。
凄くいろんな気持ちが呼び覚まされました。
そうしたら、ビックリするぐらいに感情的・感傷的になってしまって、
舞台の幕が上がるしょっぱなから泣きっぱなしになってしまいました。
この舞台のヒガシがすっごく良かった。
ルディというゲイのショーダンサーの役なのですが、
とにかく素直で不器用、キュートで愛情深い人なのですが、その役を本当に憑依させていたと思います。若い頃は、「カッコイイ」という仮面をはがすことはなかったように思うのですが、「かっこ悪い」をさらけ出せるカッコよさに泣きました(笑)
そして、ヒガシは、少年隊の3人の中では、歌は得意な方ではなかったのですが、俄然うまくなっていて、泣きました(笑)
「うまく歌おう」という歌ではなくて、「心からの」歌でした。それはルディになったからかもしれません。
まさに集大成。
演劇の途中で、客席をヒガシが歩くシーンがあります。
舞台から照明に照らされたヒガシの横顔はやっぱり「美しい」。
カーテンコールで、オールスタンディングオーベーション。
私の後ろから「ヒガシー!」という叫び声が聞こえました。
「ヒガシー!がんばれー!」と何度も叫んでいました。
その叫び声はまだ耳から離れません。
幕が閉じたら、あまりにも寂しくなってしまって、
marineに「やっぱり寂しいなー」ってLINEしたら、
「そりゃそうだよ。寂しいに決まってるよ。」って返事くれたんだよねー。
すっごい沁みてさ、また涙がバーッて溢れてしまったよ。
ありがとね。受け取ってくれて、温かかったよ。
やっぱり、ヒガシは舞台の人だと改めて思った。
そして、役者は引退とのことだけど、
絶対帰ってくると思った!
絶対!
別に今の時代、引退してまた再トライしてもおかしくない時代だし、
結局、鮭が生まれた川に戻るように自然な事のように
ヒガシは戻ってくると確信した舞台でした。
ヒガシー!がんばれー!
また会おうねー!
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