社会保険労務士は大変だ
山口です、
私も社会保険労務士をやってた関係上、
社会保険労務士さんと話す機会が多い。
いろんな方から話を聞いてるんですが
ぶっちゃけ社会保険労務士という資格で喰えない、
ということはないように思う。
私も社会保険労務士をやってた頃は
数年で会社員時代の給料の2倍以上は稼いでたし
周りの新人さんを見てても
なんとか食い繋いでる人が多い。
社会保保険労務士で食えない人がいない理由として
「行政協力の種類が豊富」というのも
あるんじゃないかなと個人的には思う。
労働系、社会保険系、それぞれで行政協力があるんで
開業3年未満の新人さんが積極的に受託できる。
なので、
これから社会保険労務士を開業しようかと考えてる人は
安心して開業して良いと思う。
まあ、「行政協力」というのは
言い換えると「下請け」みたいなもんなんで
自由はないし、報酬も少ないけど、、、
それでも、開業まもなくて
お客さんがいない時期は非常にありがたい制度。
たぶん、税理士とか行政書士とか
他の士業よりは行政協力の種類は多いんじゃないかな。
で、ここから本題。
そんなこんなでマジメに5年もやってれば
少しずつ顧問先も増えてくる。
私の知り合いは、一人で事務所経営しながら
売上は1500万円を超えてる。
一人事務所だから儲けは自分一人のもの。
まあまあ、儲けてる。
儲けてるけど、ほぼ休みなしで働き続けてる…
社会保険労務士の業務って大変や。
社会保険労務士の仕事は基本的には、
労働基準法とか雇用保険や労災に関して
手続きしたりアドバイスをするのがメインのお仕事。
(本当は他にも色々あるけどね)
でも、お客さんの業界が多岐に渡ってくると
それぞれの業界の法律が絡み合ってくる。
たとえば、介護業界だと「処遇改善加算」みたいな
複雑な制度も絡んでくる。
派遣業界も労働者派遣の法律は
かなり複雑怪奇、、、
医療分野も医師の働き方改革で
A水準とかB水準みたいな話も出てくる、、、
運送業界も然り。
飲食サービス業とかは
人手不足で外国人雇用が出てくるんで
入管法とかも絡んでくる。
業界に特化した社会保険労務士なら良いんでしょうが
あれもこれもと顧問先の業界が多岐に渡ってると
本当に大変そう。
しかも、たまに、
「先生、この助成金を取りたいんですが!」
と顧問先からの助成金の問い合わせが入ることも。
助成金って、それぞれで支給要件も違ってるし
なかにはチョコチョコと支給要件が変更されるものもある。
社会保険労務士の業務って本当に大変ですわ。
そんなこんなで忙しいのに
熱い情熱で頑張ってる社会保険労務士の皆様、
頑張ってくださいね!
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