大衆は常に間違う
「大衆は常に間違う」
僕が自戒の意味も込めて
大切にしているマインドセットです。
大衆、つまり「人」は
常に間違った判断をしている、
ということです。
投資の言葉にも、
「人の行く裏に道あり花の山」
と言うのがありますが要は、
人と同じことをしていても
成功はあり得ない、
ということです。
大衆、つまり自分自身も
普段はその大衆の一部なワケです。
だから、
「自分の考えも常に間違っている」
という前提でモノゴトを俯瞰的に
見ていくように心掛けています。
ビジネスで言うとたとえば、
「最近は、こういうのが流行ってる」
と聴いたら、
同じことをしてしまう、、、
良くあることですよね。
これを心理学では「同調行動」と
呼んでますが、人は周りと同じことを
しているほうが安心するんですね。
なので、
まわりに合わせようとする
心理が働くワケです。
でも、これって客観的に見ると
どっちが良い結果になる可能性が
高いかは良く分かります。
たとえばパニック映画なんか見てて、
群衆が危険を避けようと
ある方向に走って逃げていく、
なのに、
主人公だけはそれとは違う
行動をする、
っていうストーリーって
良くあるパターンですよね笑
で!!
群衆が逃げていく方向には
崖があったり、罠があったり、、、
じゃあ、なぜ主人公が
まわりと違う行動ができるのか?
不思議ですよね。
(映画だからね、、と言われたら、
それまでなんですが笑)
実は、主人公が持っていて
群衆が持っていないものが
「3つ」あるんです。
その3つとは何か?
それは、、、、
主人公が持っていて
群衆が持っていない
3つのモノでしたよね?
その3つがこれ、
1、経験
2、観察力
3、ステート
です。
主人公は数多くの「修羅場をくぐり抜けた」
という経験をも数多く持っています。
で、
今現実に目の前で起こっている出来事と
自分の中の経験を、脳の中で一瞬のうちに
照らし合わせてるワケです。
その上で、冷静にまわりを観察して
今自分の取るベストな行動に合ったものを
見つけるんですよね。
たとえば、
小さな岩のくぼみがあって
そこに身を隠すとか、
草に隠れたレバーを見つけて
隠し扉を開けるとか、
ていう感じです。
その2つを支えてるのが「ステート」です。
ステートの概念を簡単に説明すると、
「ステート=心の状態」
です。
(厳密にいうと、ちょっと違いますが)
このステートは、上でも少し出てきた
「冷静」とか「強い意志」とか「熱意」
みたいなワードになります。
さらに、これら3つをもう少し抽象度を
高めた捉え方をすると、
「主人公補正」
というものになります。
なんじゃそりゃ?
って思いますよね笑
実は映画や漫画の中の主人公は
「自分が主人公だ」
という想いが潜在意識の中に
組み込まれてます。
(正確に言うと著者が持ってるモノですが)
それを分かりやすく文章化すると、
「俺は(私は)主人公だから、どんなピンチが
来ても大丈夫!絶対に何とかなるし」
ということです笑
「そりゃまあ、そうだけど・・」
と思ったかもしれませんが
この「主人公補正」という考え方を
僕たちも持っておくとどうなるか?
人生が不思議なぐらい「何とか」
なるようになってきます。
というか、僕たちの人生って
元から僕たち自身が「主人公」なワケです。
なので、
今までの人生でも何らかのピンチを
乗り越えてきた経験があるはずなんですよね。
だから、
これからの長い人生でも
どんなピンチがあろうとも
「何とかなる」
はずなんです。
※自分自身でそう信じることが大切です
なので、
冒頭にもお話しましたが
「大衆は常に間違う」
という意識を持って
思い切ってまわりとは違う行動を
されてみてください。
実はそれが、
「ハッピーエンド」
へのストーリーなんですよね。
それでは今日はこの辺で、
ありがとうございます。
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