大人の英語学習に対する誤解①英語学習は時間が掛かるので、時間を掛けてじっくりやる
こんにちは。鈴木貴之です。
大人の英語学習に対する誤解について、これからシリーズでいろいろと書いていこうと思います。
このシリーズを読むことを通して、英語学習の誤解を解いてもらって、より多くの大人女性に英語を話せるようになってもらえたらうれしいです!!
まず最初は
英語学習は時間が掛かるから時間を掛けてじっくりやらないといけない
という誤解を解いていきたいと思います。
子供のケース
私は子供向け英会話教室を運営しているのでわかるのですが、子供は英語学習に時間が掛かります。
でもそれは週一のペースで学習しているからです。
子供でも短期で話せるようになることは可能です。
ではどうすればいいのか?
英語のある環境に置いて、3ヶ月もたてば話すようになるでしょう。
もちろんこれには年齢制限があり、大体10歳くらいまでは英語を学ばなくても英語の環境にいれば話せるようになります。
海外に行って、現地の小学校に通わせたらすぐに話せるようになった
これって結構あることです。
でも、大人(正確には11歳くらいから)はこの方法では覚えられません。
なぜなら、十分に脳が育ってしまって、論理的に考えられる力がついてきているので、その分直観力が落ちているからです。
バランスがとれていると言えますが、言語学習者にとっては難しい壁です。
でも、短期で英語を話せるようになる方法はあります。
小さい子と同じように、英語に接する時間を多くすること。
学んだことを使う場所を作り、その時間を毎日とっていくこと。
これをすると英語力が急激に伸びます。
現に私の運営する英会話教室では中1の冬から始めた生徒さんが、英語に掛ける時間をかなり増やした結果、高校1~2年の時点で相当話せるようになったという事例があります。
つまり、何が言いたいかと言うと、
①英語を短期で覚えるのは可能
②その場合は一日に英語に触れる時間を増やすこと
ということ。
これは10歳以下の子供が日本で行うには難しい内容です。そういう環境を与えられない限り(例えば英語で教える幼稚園に行くなど)長時間英語に触れるのは難しいでしょう。
訳の分からない言葉にずっと触れているなんて耐えられないでしょう。
だから、一般的には週一となり、時間が掛かるのです。
では大人の場合はどうでしょう?
大人は意志の力がありますので自分をコントローすることが可能です。
だから、
英語にたくさん触れること
は可能です。
適切な教材でたくさん英語に触れていると短期で英語を話せるようになります。
英語は短期で覚え、維持する方が効率がいい
細く長く英語を学習しても、大人は英語を話せるところまで行きません。
趣味ならいいのですが、「本当に話せるようになりたい」と思っている人には非効果的な方法だと言わざるを得ません。
英語を覚えるには一定の時間が必要だけど、それは短期間で良い
これを考えると、「長期で細々」はいつまでたっても英語を話せるようにならない方法。
いつまでも「英語を話せるようになる為の絶対時間」を超えられないからです。
人それぞれ時間は異なりますが、必ずだれもが「英語を話せるようになる為の絶対時間」を持っていて、それを超えてこそ英語を話せるようになります。
同じ方法でも人によって話せるようになるタイミングが違うのはこれが原因です。
すぐ話せるようになる人はこの時間が少なくてよく、時間が掛かる人はこの時間が多いということです。
でも、誰もが「英語を話せるようになる為の絶対時間」を持っていて、例えばそれが2000時間であれば、2000時間を超えれば話せるようになるのです。
終わりの見えない戦いはきつい
人は、終わりの見えない戦いを継続できるほど強くはありません。
『終わりの先の光』が見えなければ、いずれあきらめてしまうでしょう。
この終わりが「英語を話せるようになる為の絶対時間」であり、2000時間であれば、短期に集中してその時間=終わりが見えるところまで移動して、そして光が見えるところまで来たら後は継続は簡単です。
光が見えるからこそ、希望をもっと続けられます。
そして、いつかそこにたどり着けるのです。
短期で覚えて維持するのがベスト
①時間の節約になる
英語を集中して短期間で覚えることで時間の節約になります。
英語は英語自体に触れている時間しか「英語を話せるようになる為の絶対時間」に伸びないのですが、多くの場合「どう勉強したらいいのか?」とか「この勉強法は正しいのか?」など英語の学習方法で悩んで里調べたりすることで時間を使ってしまうことが多いのです。
人によってはYouTubeで誰のか解説を読んだりフレーズを見て学んだ気になる人もいます。
でもそういう時間は「英語を話せるようになる為の絶対時間」にはほとんど影響を与えません。
でも、「短期で話せるようになっちゃえば」そういう時間は必要ありません。もう話せるので、「どう学習すれば話せるようになるのか?」で悩むことはなくなります。
そういう意味で、短期で話すことは時間の節約になります。
②お金の節約になる
次にお金の節約になります。
例えば、週一回英会話スクールに通ったとします。
一ヶ月に1万円の月謝だとすると年12万円。10年経つと120万円。
「10年英会話スクールに通っても話せない」人は多くいますし、このやり方だと先ほども言いましたが話せるようになる可能性が低いです。
すると、この120万円は役に立ったのでしょうか・・・?
これ、短期で英語が話せるようになった後で海外に行って実際に英語を話すことに使ったらどれほど有意義でしょうか?
英語を短期で覚えることはお金の節約になります。
③英語を楽しめる時間が増える
そして最後に・・・
これが一番大事かと思います。
例えば、大人女性が英語を学び始めたとします。
「英語を話せるようになる為の絶対時間」が2000時間だとして、短期(半年~1年)で時間を掛けて英語を話せるようになった場合と10年かけてやっと話せるようになったケースを比較しましょう。
ケース①
●40歳の大人女性が短期で英語を話せるようになった場合=41歳
人生で英語を楽しめる時間=41歳~
●10年掛かった場合=50歳
人生で英語を楽しめる時間=50歳~
ケース②
●50歳の大人女性が短期で英語を話せるようになった場合=51歳
人生で英語を楽しめる時間=51歳~
●10年掛かった場合=60歳
人生で英語を楽しめる時間=60歳~
ケース③
●60歳の大人女性が短期で英語を話せるようになった場合=61歳
人生で英語を楽しめる時間=61歳~
●10年掛かった場合=70歳
人生で英語を楽しめる時間=70歳~
どうでしょうか?
多くの方の場合、「英語を話せるようになった。やった~~! これで思い残すことはない」とはならないと思います。
英語を話せるようになったらやってみたいことがたくさんある
という方がほとんどでしょう。
「やってみたいことをやる時間」はたくさんあった方がいいですよね?
もう過去には戻れないので過去を変えることはできません。
でも、未来を変えることはできます。
短期で集中して英語を話せるようになるか、長期で細々やりながら英語を話せるようになるか。
選択はあなた次第です。
もし、「短期で英語を話せるようになりたい!」という選択をした、もしくは本当にそうできる可能性があるのか、あれば興味があるという場合は、下記の記事を読んでみてください。
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